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Dr.はまにゃんの健康情報
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健診施設・人間ドック施設の選び方
あなたは、これまでの記事を読まれて、定期的な健康診断の重要性に気づかれたのではないでしょうか。そして、いままで健診から遠ざかっていたけれど、これをきっかけに受診してみようという気になった方もおられることでしょう。 それでは、健診施設や人間ドック施設はどのようにして選べばよいのでしょうか。どこを受診しても同じなのでしょうか。実は、健診や人間ドックを実施している施設には違いがあります。今回は、健診施設や人間ドック施設の選び方のポイントについて解説します。 続けやすい施設を まず、健診や人間ドックの受診は継続することが大原則です。 その理由は、身体状況を把握し、病気の前兆を発見するためには、最新の検査データを、前年度、前々年度、さらにはそれ以前の検査データと比較して、現在の状況を評価することが非常に重要だからです。ですから第一に、ご自宅や職場の近くなど、今後も続けて通いやすい施設を選ぶのがよいでしょう。 次に、施設の規模や設備についてはどう考えればよいでしょうか。規模が大きくて、最新の設備が整っていれば一定の利便性があると思われます。例えば、大規模病院が経営している施設などは、健診や人間ドックで異常が見つかった時に、そのデータを利用してスムースに精密検査や治療に回してもらえるメリットがあります。また、大規模病院が母体でなくても、精密検査や治療のための受診先を紹介してもらえる体制がしっかりしている施設であれば同様に安心です。 データの正確性 しかし、検査を受ける上で最も大切なことは、検査データが正確で信頼性があるということです。 健診や人間ドックで受ける血液検査の結果は、どこで受けても正確に同じ数値になると思われていませんか。実は施設によってばらつきがあるのです。この事実をご存知の方は案外少ないかもしれません。これは、検査装置や使用する試薬の違い、血液や尿などの検体の取り扱い方の違いなどによるものです。検査には多少の誤差はつきものですが、誤差が大きすぎると問題となります。 例えば、本当は少し異常値であるのにもかかわらず、ギリギリ正常範囲に判定されてしまうと、病気の見落としとなり、早期発見のチャンスを逃してしまうことになりかねません。またその反対に、正常値であるのに異常値と間違って判定されますと、再検査を受けたり、不必要な精密検査を受けるなどの事態も想定されます。いずれにしても、検査のデータは正確で信頼できるものでなくてはなりません。 少し専門的になりますが、各施設は検査の正確性を保つために、機器の調整や管理、検体の扱い方などの「精度管理」を行っています。この「精度管理」がどのように行われているのかは、通常はなかなか伺い知ることはできません。そこで、あなたができる対応として、施設の精度管理を厳しくチェックしている団体の公表を利用するという方法があります。日本総合健診学会からは「優良総合健診施設」、日本人間ドック学会からは「機能評価認定施設」として公表されていますので、施設選びの参考にされるのもよいでしょう。 また、検査自体の正確性も大切ですが、データを評価したり、結果説明をする「医師」についても気になるところです。 この医師についても施設と同様に、上記の両学会による試験で認定された「人間ドック健診専門医」が公表されています。医師の資格により施設を選ぶという方法も、施設選びの有効な手段となります。 あなたが、健診からしばらく遠ざかっているのなら、続けて通うのに適した健診施設を選び出すという作業を通して、健診に復帰するきっかけとされるのもよいでしょう。また、健診は必要最小限の項目しかチェックしませんので、もし相当額の費用補助が出るのであれば(いや、場合によっては出なくても)、詳細な検査により診断能力の高い人間ドックを受けることを考えてみられてはいかがでしょうか。 次回は、オプション検査の選び方のコツ、人間ドックは何歳で受けるべきかなどについて解説いたします。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 健診施設の選び方 まずは続けられることが大前提です。施設によって数値に多少誤差が出ることも。優良施設、認定施設、人間ドック健診専門医などは全て公開されているので、一度近くの施設をチェックしてみては?
健診施設・人間ドック施設の選び方
あなたは、これまでの記事を読まれて、定期的な健康診断の重要性に気づかれたのではないでしょうか。そして、いままで健診から遠ざかっていたけれど、これをきっかけに受診してみようという気になった方もおられることでしょう。 それでは、健診施設や人間ドック施設はどのようにして選べばよいのでしょうか。どこを受診しても同じなのでしょうか。実は、健診や人間ドックを実施している施設には違いがあります。今回は、健診施設や人間ドック施設の選び方のポイントについて解説します。 続けやすい施設を まず、健診や人間ドックの受診は継続することが大原則です。 その理由は、身体状況を把握し、病気の前兆を発見するためには、最新の検査データを、前年度、前々年度、さらにはそれ以前の検査データと比較して、現在の状況を評価することが非常に重要だからです。ですから第一に、ご自宅や職場の近くなど、今後も続けて通いやすい施設を選ぶのがよいでしょう。 次に、施設の規模や設備についてはどう考えればよいでしょうか。規模が大きくて、最新の設備が整っていれば一定の利便性があると思われます。例えば、大規模病院が経営している施設などは、健診や人間ドックで異常が見つかった時に、そのデータを利用してスムースに精密検査や治療に回してもらえるメリットがあります。また、大規模病院が母体でなくても、精密検査や治療のための受診先を紹介してもらえる体制がしっかりしている施設であれば同様に安心です。 データの正確性 しかし、検査を受ける上で最も大切なことは、検査データが正確で信頼性があるということです。 健診や人間ドックで受ける血液検査の結果は、どこで受けても正確に同じ数値になると思われていませんか。実は施設によってばらつきがあるのです。この事実をご存知の方は案外少ないかもしれません。これは、検査装置や使用する試薬の違い、血液や尿などの検体の取り扱い方の違いなどによるものです。検査には多少の誤差はつきものですが、誤差が大きすぎると問題となります。 例えば、本当は少し異常値であるのにもかかわらず、ギリギリ正常範囲に判定されてしまうと、病気の見落としとなり、早期発見のチャンスを逃してしまうことになりかねません。またその反対に、正常値であるのに異常値と間違って判定されますと、再検査を受けたり、不必要な精密検査を受けるなどの事態も想定されます。いずれにしても、検査のデータは正確で信頼できるものでなくてはなりません。 少し専門的になりますが、各施設は検査の正確性を保つために、機器の調整や管理、検体の扱い方などの「精度管理」を行っています。この「精度管理」がどのように行われているのかは、通常はなかなか伺い知ることはできません。そこで、あなたができる対応として、施設の精度管理を厳しくチェックしている団体の公表を利用するという方法があります。日本総合健診学会からは「優良総合健診施設」、日本人間ドック学会からは「機能評価認定施設」として公表されていますので、施設選びの参考にされるのもよいでしょう。 また、検査自体の正確性も大切ですが、データを評価したり、結果説明をする「医師」についても気になるところです。 この医師についても施設と同様に、上記の両学会による試験で認定された「人間ドック健診専門医」が公表されています。医師の資格により施設を選ぶという方法も、施設選びの有効な手段となります。 あなたが、健診からしばらく遠ざかっているのなら、続けて通うのに適した健診施設を選び出すという作業を通して、健診に復帰するきっかけとされるのもよいでしょう。また、健診は必要最小限の項目しかチェックしませんので、もし相当額の費用補助が出るのであれば(いや、場合によっては出なくても)、詳細な検査により診断能力の高い人間ドックを受けることを考えてみられてはいかがでしょうか。 次回は、オプション検査の選び方のコツ、人間ドックは何歳で受けるべきかなどについて解説いたします。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 健診施設の選び方 まずは続けられることが大前提です。施設によって数値に多少誤差が出ることも。優良施設、認定施設、人間ドック健診専門医などは全て公開されているので、一度近くの施設をチェックしてみては?
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糖尿病とはどんな病気か
あなたは糖尿病についてどのようなイメージを持たれていますでしょうか。ご自身には全く関係ないことと思われている方や、なんとなく怖い病気という漠然としたイメージを持たれている方など様々かと思います。また、現在闘病中の方もいらっしゃるでしょう。 猛威を振るう糖尿病 今や糖尿病は世界中で急激に増え続けている病気であり、世界規模での対策が必要とされていますが、実際のところ防ぎきれていないのが現状です。 アメリカ合衆国では、年間医療費の1位が糖尿病であり、中国では2人に1人が糖尿病かその予備群と言われています。世界中で増加している糖尿病ですが、一番増加の多い地域はアジア地域なのです。 では、日本の糖尿病の現状はどうなのでしょうか。厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の発表によりますと、糖尿病の人が約1000万人、予備軍の人が約1000万人の合わせて2000万人、日本人のなんと6人に1人が糖尿病かその予備群なのです。 しかも、日本においても世界の状況と同じく、糖尿病該当者の数は平成9年よりずっと増え続けています。特に、2型糖尿病※は40~59歳の働き盛りの世代で爆発的に増加しています。経営者のあなたにとって、とても身近な問題と言えるのです。 ※2型糖尿病:日本人の糖尿病の9割が2型糖尿病。中高年や肥満の人に発症しやすい。遺伝的に糖尿病になりやすい体質や、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、喫煙などの生活習慣が関係する生活習慣病の代表格。近年では、子供の肥満による糖尿病の増加が問題となっている。 糖尿病とはどんな病気? ところで、糖尿病とはいったいどういう病気で、何が問題となるのでしょうか。 元気に活動したり生命維持をするために、「ブドウ糖(グルコース)」はすぐに利用できる便利なエネルギー源です。食べ物を分解して作られたブドウ糖は血液によって身体の隅々にまで運ばれて利用されます。 しかし、血液中のブドウ糖(血糖)は高くなり過ぎると血管を傷つけるなどの障害を起こすため、高くなり過ぎないように下げる仕組みがあります。これが、膵臓(すいぞう)から分泌される「インスリン」の役割です。 血糖を上げる仕組みはいくつかありますが、下げる仕組みはこのインスリンの仕組み1つだけしかありません。ここで問題となるのが、現代社会は食べ物に困ることがなく、つい摂取カロリーが過剰になることです。そのため血糖値は上がりやすい状況にあり、それに伴い膵臓はしょっちゅうインスリンを分泌しなければならないのです。 このような状態が長く続くと膵臓は疲れてしまい、十分量のインスリンを出すことができなくなり、高血糖が持続してしまうというわけです。高血糖が持続するとやがてオシッコにブドウ糖が出てくるようになります。「糖尿病」と呼ばれる由来です。つまり、インスリンがすい臓から分泌されない、またはその量が不足している、分泌されているのに十分に作用しないなど様々な原因で、慢性的に高血糖になるのが「糖尿病」です。 糖尿病が引き起こす重大な状況 この持続的な高血糖の状態は、全身の細胞1つ1つが酸化ストレスにさらされている状況といえます。血管が傷つくことによって起こる糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症がその代表例です。 また、糖尿病はがんの発症も増加させます。実際に、糖尿病の方の死因の第1位は「がん」なのです。糖尿病は、甘い物の食べすぎでちょっとオシッコに糖が出るだけといった軽いものではなく、身体を内側から崩壊させる重大な状況なのです。 昨年11月14日の世界糖尿病デーには、「糖尿病はコントロールできる病気であり、適切な治療を続けていれば合併症を予防できる」と呼びかけられています。糖尿病は一度なってしまうと適切な治療を継続しなければなりませんが、「糖尿病予備群」の段階ならまだ間に合います。経営者のあなたも糖尿病に対する正しい知識を身につけ、高血糖になりがちな生活習慣をぜひ見直しましょう。糖尿病の予防や改善についての情報をこれからお届けしていきます。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 糖尿病とは 糖尿病は一度なってしまうとガンの発症率も上がるなど、身体を内側から破壊する重大な症状。糖尿病予備軍のうちに急ぎ改善を。
糖尿病とはどんな病気か
あなたは糖尿病についてどのようなイメージを持たれていますでしょうか。ご自身には全く関係ないことと思われている方や、なんとなく怖い病気という漠然としたイメージを持たれている方など様々かと思います。また、現在闘病中の方もいらっしゃるでしょう。 猛威を振るう糖尿病 今や糖尿病は世界中で急激に増え続けている病気であり、世界規模での対策が必要とされていますが、実際のところ防ぎきれていないのが現状です。 アメリカ合衆国では、年間医療費の1位が糖尿病であり、中国では2人に1人が糖尿病かその予備群と言われています。世界中で増加している糖尿病ですが、一番増加の多い地域はアジア地域なのです。 では、日本の糖尿病の現状はどうなのでしょうか。厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の発表によりますと、糖尿病の人が約1000万人、予備軍の人が約1000万人の合わせて2000万人、日本人のなんと6人に1人が糖尿病かその予備群なのです。 しかも、日本においても世界の状況と同じく、糖尿病該当者の数は平成9年よりずっと増え続けています。特に、2型糖尿病※は40~59歳の働き盛りの世代で爆発的に増加しています。経営者のあなたにとって、とても身近な問題と言えるのです。 ※2型糖尿病:日本人の糖尿病の9割が2型糖尿病。中高年や肥満の人に発症しやすい。遺伝的に糖尿病になりやすい体質や、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、喫煙などの生活習慣が関係する生活習慣病の代表格。近年では、子供の肥満による糖尿病の増加が問題となっている。 糖尿病とはどんな病気? ところで、糖尿病とはいったいどういう病気で、何が問題となるのでしょうか。 元気に活動したり生命維持をするために、「ブドウ糖(グルコース)」はすぐに利用できる便利なエネルギー源です。食べ物を分解して作られたブドウ糖は血液によって身体の隅々にまで運ばれて利用されます。 しかし、血液中のブドウ糖(血糖)は高くなり過ぎると血管を傷つけるなどの障害を起こすため、高くなり過ぎないように下げる仕組みがあります。これが、膵臓(すいぞう)から分泌される「インスリン」の役割です。 血糖を上げる仕組みはいくつかありますが、下げる仕組みはこのインスリンの仕組み1つだけしかありません。ここで問題となるのが、現代社会は食べ物に困ることがなく、つい摂取カロリーが過剰になることです。そのため血糖値は上がりやすい状況にあり、それに伴い膵臓はしょっちゅうインスリンを分泌しなければならないのです。 このような状態が長く続くと膵臓は疲れてしまい、十分量のインスリンを出すことができなくなり、高血糖が持続してしまうというわけです。高血糖が持続するとやがてオシッコにブドウ糖が出てくるようになります。「糖尿病」と呼ばれる由来です。つまり、インスリンがすい臓から分泌されない、またはその量が不足している、分泌されているのに十分に作用しないなど様々な原因で、慢性的に高血糖になるのが「糖尿病」です。 糖尿病が引き起こす重大な状況 この持続的な高血糖の状態は、全身の細胞1つ1つが酸化ストレスにさらされている状況といえます。血管が傷つくことによって起こる糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症がその代表例です。 また、糖尿病はがんの発症も増加させます。実際に、糖尿病の方の死因の第1位は「がん」なのです。糖尿病は、甘い物の食べすぎでちょっとオシッコに糖が出るだけといった軽いものではなく、身体を内側から崩壊させる重大な状況なのです。 昨年11月14日の世界糖尿病デーには、「糖尿病はコントロールできる病気であり、適切な治療を続けていれば合併症を予防できる」と呼びかけられています。糖尿病は一度なってしまうと適切な治療を継続しなければなりませんが、「糖尿病予備群」の段階ならまだ間に合います。経営者のあなたも糖尿病に対する正しい知識を身につけ、高血糖になりがちな生活習慣をぜひ見直しましょう。糖尿病の予防や改善についての情報をこれからお届けしていきます。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 糖尿病とは 糖尿病は一度なってしまうとガンの発症率も上がるなど、身体を内側から破壊する重大な症状。糖尿病予備軍のうちに急ぎ改善を。
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高血圧は沈黙の殺人者
あなたは、高血圧が日本で最も患者数の多い生活習慣病だということをご存知でしょうか。 わが国では約4,300万人が高血圧であると推測されています。総人口1億2,000万人のうち成人は約1億人。このうち約4,000万人が高血圧であると推定されています。なんと、2.5人に1人の割合で高血圧の人がいるということになります。 また、厚労省の平成26年度患者調査によりますと、高血圧で継続的な治療を受けていると推定される患者数は約1,010万人と報告されています。逆に言えば、3,000万人以上が未治療、あるいは継続的な治療を受けていないということです。 経営者のあなたがもし高血圧ならば、未治療の人や継続的な治療を受けていない人に含まれていないことを願います。 それでは、高血圧の何が問題なのでしょうか。 血圧とは? 血圧とは、簡単に言いますと血液が血管の壁を押す力のことです。 ご存知のように、血液は心臓が拍動することにより、全身の隅々にまで送られています。一定の圧力で送られるのではなく、波のようなサイクルで送られています。 そのため、血圧は心臓が収縮した時が一番高くなります。この時の血圧のことを「収縮期血圧」とか「上の血圧」と呼びます。反対に、心臓が拡がった時に血圧は一番低くなり、「拡張期血圧」、「下の血圧」と呼ばれます。 高血圧はサイレントキラー 高血圧とは血管に過度な圧力がかかっている状態です。過度な圧力がかかると、血管の内側は傷つき、コレステロールなどがくっつきやすくなります。こうして血管が硬く、狭くなるのが「動脈硬化」なのです。 高血圧によって動脈硬化が起こると、いろいろな臓器に十分な血液を送ることができなくなります。心臓に起きる障害が、狭心症や心筋梗塞、心不全であり、脳に起きる障害が、脳梗塞や脳出血、腎臓に起きる障害が慢性腎臓病というわけです。 高血圧の厄介なところは、知らず知らずのうちに血圧が高くなっていても自覚症状がほとんどないことです。頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどの症状が出る場合がありますが、これらの症状は高血圧に特有というわけではありません。 したがって、日頃から高血圧に注意していなければ全く気付くことなく動脈硬化がゆっくりと進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症するのです。現に、脳梗塞のリスク因子の1位は高血圧です。 このように、高血圧はほとんど無症状で経過するため早期発見が難しく、突然大きな病気を引き起こすためサイレントキラーと呼ばれるのです。 高血圧の原因は? 高血圧は大きく2つに分類されます。1つは原因のはっきりしない本態性高血圧で90%を占めます。もう一つは原因の明らかな二次性高血圧で10%を占めています。 90%を占める本態性高血圧は原因がはっきりしないと言いましたが、実は、加齢や遺伝のほかに肥満、ストレス、塩分の取り過ぎなどの生活習慣が大きく関わっていることがわかっています。 高血圧の予防や治療のため生活習慣を改善をしよう! 高血圧の基準は上の血圧が140mmHg以上、下が90mmHg以上です。(140/90以上)上、下の血圧の両方とも超えていても、一方だけ超えていても高血圧と判定します。 したがって大切なのは、まずご自身の血圧を知ることです。できれば上腕に巻いて測定するタイプの家庭血圧計を家庭に1台置いておき、ご家族全員で測定するといいでしょう。 この時の注意点は、家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となります。血圧は一日の中でも変動しますので、できれば起床して排尿後、食事や内服をする前と就寝前の一日2回測定し、記録しておくととても役に立ちます。 健診で高血圧を指摘されたり、ご自身で測定した家庭血圧で高血圧が疑われたら、専門医を受診することをお勧めします。その際、家庭血圧の記録を持参するとよいでしょう。 程度のひどくない高血圧の場合は、まず、生活習慣の改善を指導されます。具体的には、喫煙者は禁煙すること、ストレスを避け、質の良い睡眠を取ること、肥満のある方はダイエットにより徐々に体重を落とすこと、適度な飲酒を守ること、適度に運動すること、そして減塩することなどです。 塩分制限は血圧の低下にとても効果的です。日本高血圧学会では1日6g未満を推奨していますが、実現には相当な努力とコツが必要です。6g未満は無理でも、とりあえずは厚労省のすすめる、男性1日8g未満、女性1日7g未満を目指してみるのがいいでしょう。 経営者のあなたはお忙しいことと思いますが、上記の内容を参考にして、高血圧対策や予防のためまずは簡単にできるところから、生活習慣の改善を始めてはいかがでしょうか。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 高血圧の怖さを知ろう まずは家庭で日々血圧を測る習慣を。家であれば一日の変動を計測できるので、参考になります。家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となることに注意!
高血圧は沈黙の殺人者
あなたは、高血圧が日本で最も患者数の多い生活習慣病だということをご存知でしょうか。 わが国では約4,300万人が高血圧であると推測されています。総人口1億2,000万人のうち成人は約1億人。このうち約4,000万人が高血圧であると推定されています。なんと、2.5人に1人の割合で高血圧の人がいるということになります。 また、厚労省の平成26年度患者調査によりますと、高血圧で継続的な治療を受けていると推定される患者数は約1,010万人と報告されています。逆に言えば、3,000万人以上が未治療、あるいは継続的な治療を受けていないということです。 経営者のあなたがもし高血圧ならば、未治療の人や継続的な治療を受けていない人に含まれていないことを願います。 それでは、高血圧の何が問題なのでしょうか。 血圧とは? 血圧とは、簡単に言いますと血液が血管の壁を押す力のことです。 ご存知のように、血液は心臓が拍動することにより、全身の隅々にまで送られています。一定の圧力で送られるのではなく、波のようなサイクルで送られています。 そのため、血圧は心臓が収縮した時が一番高くなります。この時の血圧のことを「収縮期血圧」とか「上の血圧」と呼びます。反対に、心臓が拡がった時に血圧は一番低くなり、「拡張期血圧」、「下の血圧」と呼ばれます。 高血圧はサイレントキラー 高血圧とは血管に過度な圧力がかかっている状態です。過度な圧力がかかると、血管の内側は傷つき、コレステロールなどがくっつきやすくなります。こうして血管が硬く、狭くなるのが「動脈硬化」なのです。 高血圧によって動脈硬化が起こると、いろいろな臓器に十分な血液を送ることができなくなります。心臓に起きる障害が、狭心症や心筋梗塞、心不全であり、脳に起きる障害が、脳梗塞や脳出血、腎臓に起きる障害が慢性腎臓病というわけです。 高血圧の厄介なところは、知らず知らずのうちに血圧が高くなっていても自覚症状がほとんどないことです。頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどの症状が出る場合がありますが、これらの症状は高血圧に特有というわけではありません。 したがって、日頃から高血圧に注意していなければ全く気付くことなく動脈硬化がゆっくりと進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症するのです。現に、脳梗塞のリスク因子の1位は高血圧です。 このように、高血圧はほとんど無症状で経過するため早期発見が難しく、突然大きな病気を引き起こすためサイレントキラーと呼ばれるのです。 高血圧の原因は? 高血圧は大きく2つに分類されます。1つは原因のはっきりしない本態性高血圧で90%を占めます。もう一つは原因の明らかな二次性高血圧で10%を占めています。 90%を占める本態性高血圧は原因がはっきりしないと言いましたが、実は、加齢や遺伝のほかに肥満、ストレス、塩分の取り過ぎなどの生活習慣が大きく関わっていることがわかっています。 高血圧の予防や治療のため生活習慣を改善をしよう! 高血圧の基準は上の血圧が140mmHg以上、下が90mmHg以上です。(140/90以上)上、下の血圧の両方とも超えていても、一方だけ超えていても高血圧と判定します。 したがって大切なのは、まずご自身の血圧を知ることです。できれば上腕に巻いて測定するタイプの家庭血圧計を家庭に1台置いておき、ご家族全員で測定するといいでしょう。 この時の注意点は、家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となります。血圧は一日の中でも変動しますので、できれば起床して排尿後、食事や内服をする前と就寝前の一日2回測定し、記録しておくととても役に立ちます。 健診で高血圧を指摘されたり、ご自身で測定した家庭血圧で高血圧が疑われたら、専門医を受診することをお勧めします。その際、家庭血圧の記録を持参するとよいでしょう。 程度のひどくない高血圧の場合は、まず、生活習慣の改善を指導されます。具体的には、喫煙者は禁煙すること、ストレスを避け、質の良い睡眠を取ること、肥満のある方はダイエットにより徐々に体重を落とすこと、適度な飲酒を守ること、適度に運動すること、そして減塩することなどです。 塩分制限は血圧の低下にとても効果的です。日本高血圧学会では1日6g未満を推奨していますが、実現には相当な努力とコツが必要です。6g未満は無理でも、とりあえずは厚労省のすすめる、男性1日8g未満、女性1日7g未満を目指してみるのがいいでしょう。 経営者のあなたはお忙しいことと思いますが、上記の内容を参考にして、高血圧対策や予防のためまずは簡単にできるところから、生活習慣の改善を始めてはいかがでしょうか。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 高血圧の怖さを知ろう まずは家庭で日々血圧を測る習慣を。家であれば一日の変動を計測できるので、参考になります。家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となることに注意!
