Column
Dr.はまにゃんの健康情報
病気の予防
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健診施設・人間ドック施設の選び方
あなたは、これまでの記事を読まれて、定期的な健康診断の重要性に気づかれたのではないでしょうか。そして、いままで健診から遠ざかっていたけれど、これをきっかけに受診してみようという気になった方もおられることでしょう。 それでは、健診施設や人間ドック施設はどのようにして選べばよいのでしょうか。どこを受診しても同じなのでしょうか。実は、健診や人間ドックを実施している施設には違いがあります。今回は、健診施設や人間ドック施設の選び方のポイントについて解説します。 続けやすい施設を まず、健診や人間ドックの受診は継続することが大原則です。 その理由は、身体状況を把握し、病気の前兆を発見するためには、最新の検査データを、前年度、前々年度、さらにはそれ以前の検査データと比較して、現在の状況を評価することが非常に重要だからです。ですから第一に、ご自宅や職場の近くなど、今後も続けて通いやすい施設を選ぶのがよいでしょう。 次に、施設の規模や設備についてはどう考えればよいでしょうか。規模が大きくて、最新の設備が整っていれば一定の利便性があると思われます。例えば、大規模病院が経営している施設などは、健診や人間ドックで異常が見つかった時に、そのデータを利用してスムースに精密検査や治療に回してもらえるメリットがあります。また、大規模病院が母体でなくても、精密検査や治療のための受診先を紹介してもらえる体制がしっかりしている施設であれば同様に安心です。 データの正確性 しかし、検査を受ける上で最も大切なことは、検査データが正確で信頼性があるということです。 健診や人間ドックで受ける血液検査の結果は、どこで受けても正確に同じ数値になると思われていませんか。実は施設によってばらつきがあるのです。この事実をご存知の方は案外少ないかもしれません。これは、検査装置や使用する試薬の違い、血液や尿などの検体の取り扱い方の違いなどによるものです。検査には多少の誤差はつきものですが、誤差が大きすぎると問題となります。 例えば、本当は少し異常値であるのにもかかわらず、ギリギリ正常範囲に判定されてしまうと、病気の見落としとなり、早期発見のチャンスを逃してしまうことになりかねません。またその反対に、正常値であるのに異常値と間違って判定されますと、再検査を受けたり、不必要な精密検査を受けるなどの事態も想定されます。いずれにしても、検査のデータは正確で信頼できるものでなくてはなりません。 少し専門的になりますが、各施設は検査の正確性を保つために、機器の調整や管理、検体の扱い方などの「精度管理」を行っています。この「精度管理」がどのように行われているのかは、通常はなかなか伺い知ることはできません。そこで、あなたができる対応として、施設の精度管理を厳しくチェックしている団体の公表を利用するという方法があります。日本総合健診学会からは「優良総合健診施設」、日本人間ドック学会からは「機能評価認定施設」として公表されていますので、施設選びの参考にされるのもよいでしょう。 また、検査自体の正確性も大切ですが、データを評価したり、結果説明をする「医師」についても気になるところです。 この医師についても施設と同様に、上記の両学会による試験で認定された「人間ドック健診専門医」が公表されています。医師の資格により施設を選ぶという方法も、施設選びの有効な手段となります。 あなたが、健診からしばらく遠ざかっているのなら、続けて通うのに適した健診施設を選び出すという作業を通して、健診に復帰するきっかけとされるのもよいでしょう。また、健診は必要最小限の項目しかチェックしませんので、もし相当額の費用補助が出るのであれば(いや、場合によっては出なくても)、詳細な検査により診断能力の高い人間ドックを受けることを考えてみられてはいかがでしょうか。 次回は、オプション検査の選び方のコツ、人間ドックは何歳で受けるべきかなどについて解説いたします。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 健診施設の選び方 まずは続けられることが大前提です。施設によって数値に多少誤差が出ることも。優良施設、認定施設、人間ドック健診専門医などは全て公開されているので、一度近くの施設をチェックしてみては?
健診施設・人間ドック施設の選び方
あなたは、これまでの記事を読まれて、定期的な健康診断の重要性に気づかれたのではないでしょうか。そして、いままで健診から遠ざかっていたけれど、これをきっかけに受診してみようという気になった方もおられることでしょう。 それでは、健診施設や人間ドック施設はどのようにして選べばよいのでしょうか。どこを受診しても同じなのでしょうか。実は、健診や人間ドックを実施している施設には違いがあります。今回は、健診施設や人間ドック施設の選び方のポイントについて解説します。 続けやすい施設を まず、健診や人間ドックの受診は継続することが大原則です。 その理由は、身体状況を把握し、病気の前兆を発見するためには、最新の検査データを、前年度、前々年度、さらにはそれ以前の検査データと比較して、現在の状況を評価することが非常に重要だからです。ですから第一に、ご自宅や職場の近くなど、今後も続けて通いやすい施設を選ぶのがよいでしょう。 次に、施設の規模や設備についてはどう考えればよいでしょうか。規模が大きくて、最新の設備が整っていれば一定の利便性があると思われます。例えば、大規模病院が経営している施設などは、健診や人間ドックで異常が見つかった時に、そのデータを利用してスムースに精密検査や治療に回してもらえるメリットがあります。また、大規模病院が母体でなくても、精密検査や治療のための受診先を紹介してもらえる体制がしっかりしている施設であれば同様に安心です。 データの正確性 しかし、検査を受ける上で最も大切なことは、検査データが正確で信頼性があるということです。 健診や人間ドックで受ける血液検査の結果は、どこで受けても正確に同じ数値になると思われていませんか。実は施設によってばらつきがあるのです。この事実をご存知の方は案外少ないかもしれません。これは、検査装置や使用する試薬の違い、血液や尿などの検体の取り扱い方の違いなどによるものです。検査には多少の誤差はつきものですが、誤差が大きすぎると問題となります。 例えば、本当は少し異常値であるのにもかかわらず、ギリギリ正常範囲に判定されてしまうと、病気の見落としとなり、早期発見のチャンスを逃してしまうことになりかねません。またその反対に、正常値であるのに異常値と間違って判定されますと、再検査を受けたり、不必要な精密検査を受けるなどの事態も想定されます。いずれにしても、検査のデータは正確で信頼できるものでなくてはなりません。 少し専門的になりますが、各施設は検査の正確性を保つために、機器の調整や管理、検体の扱い方などの「精度管理」を行っています。この「精度管理」がどのように行われているのかは、通常はなかなか伺い知ることはできません。そこで、あなたができる対応として、施設の精度管理を厳しくチェックしている団体の公表を利用するという方法があります。日本総合健診学会からは「優良総合健診施設」、日本人間ドック学会からは「機能評価認定施設」として公表されていますので、施設選びの参考にされるのもよいでしょう。 また、検査自体の正確性も大切ですが、データを評価したり、結果説明をする「医師」についても気になるところです。 この医師についても施設と同様に、上記の両学会による試験で認定された「人間ドック健診専門医」が公表されています。医師の資格により施設を選ぶという方法も、施設選びの有効な手段となります。 あなたが、健診からしばらく遠ざかっているのなら、続けて通うのに適した健診施設を選び出すという作業を通して、健診に復帰するきっかけとされるのもよいでしょう。また、健診は必要最小限の項目しかチェックしませんので、もし相当額の費用補助が出るのであれば(いや、場合によっては出なくても)、詳細な検査により診断能力の高い人間ドックを受けることを考えてみられてはいかがでしょうか。 次回は、オプション検査の選び方のコツ、人間ドックは何歳で受けるべきかなどについて解説いたします。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 健診施設の選び方 まずは続けられることが大前提です。施設によって数値に多少誤差が出ることも。優良施設、認定施設、人間ドック健診専門医などは全て公開されているので、一度近くの施設をチェックしてみては?
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糖尿病とはどんな病気か
あなたは糖尿病についてどのようなイメージを持たれていますでしょうか。ご自身には全く関係ないことと思われている方や、なんとなく怖い病気という漠然としたイメージを持たれている方など様々かと思います。また、現在闘病中の方もいらっしゃるでしょう。 猛威を振るう糖尿病 今や糖尿病は世界中で急激に増え続けている病気であり、世界規模での対策が必要とされていますが、実際のところ防ぎきれていないのが現状です。 アメリカ合衆国では、年間医療費の1位が糖尿病であり、中国では2人に1人が糖尿病かその予備群と言われています。世界中で増加している糖尿病ですが、一番増加の多い地域はアジア地域なのです。 では、日本の糖尿病の現状はどうなのでしょうか。厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の発表によりますと、糖尿病の人が約1000万人、予備軍の人が約1000万人の合わせて2000万人、日本人のなんと6人に1人が糖尿病かその予備群なのです。 しかも、日本においても世界の状況と同じく、糖尿病該当者の数は平成9年よりずっと増え続けています。特に、2型糖尿病※は40~59歳の働き盛りの世代で爆発的に増加しています。経営者のあなたにとって、とても身近な問題と言えるのです。 ※2型糖尿病:日本人の糖尿病の9割が2型糖尿病。中高年や肥満の人に発症しやすい。遺伝的に糖尿病になりやすい体質や、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、喫煙などの生活習慣が関係する生活習慣病の代表格。近年では、子供の肥満による糖尿病の増加が問題となっている。 糖尿病とはどんな病気? ところで、糖尿病とはいったいどういう病気で、何が問題となるのでしょうか。 元気に活動したり生命維持をするために、「ブドウ糖(グルコース)」はすぐに利用できる便利なエネルギー源です。食べ物を分解して作られたブドウ糖は血液によって身体の隅々にまで運ばれて利用されます。 しかし、血液中のブドウ糖(血糖)は高くなり過ぎると血管を傷つけるなどの障害を起こすため、高くなり過ぎないように下げる仕組みがあります。これが、膵臓(すいぞう)から分泌される「インスリン」の役割です。 血糖を上げる仕組みはいくつかありますが、下げる仕組みはこのインスリンの仕組み1つだけしかありません。ここで問題となるのが、現代社会は食べ物に困ることがなく、つい摂取カロリーが過剰になることです。そのため血糖値は上がりやすい状況にあり、それに伴い膵臓はしょっちゅうインスリンを分泌しなければならないのです。 このような状態が長く続くと膵臓は疲れてしまい、十分量のインスリンを出すことができなくなり、高血糖が持続してしまうというわけです。高血糖が持続するとやがてオシッコにブドウ糖が出てくるようになります。「糖尿病」と呼ばれる由来です。つまり、インスリンがすい臓から分泌されない、またはその量が不足している、分泌されているのに十分に作用しないなど様々な原因で、慢性的に高血糖になるのが「糖尿病」です。 糖尿病が引き起こす重大な状況 この持続的な高血糖の状態は、全身の細胞1つ1つが酸化ストレスにさらされている状況といえます。血管が傷つくことによって起こる糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症がその代表例です。 また、糖尿病はがんの発症も増加させます。実際に、糖尿病の方の死因の第1位は「がん」なのです。糖尿病は、甘い物の食べすぎでちょっとオシッコに糖が出るだけといった軽いものではなく、身体を内側から崩壊させる重大な状況なのです。 昨年11月14日の世界糖尿病デーには、「糖尿病はコントロールできる病気であり、適切な治療を続けていれば合併症を予防できる」と呼びかけられています。糖尿病は一度なってしまうと適切な治療を継続しなければなりませんが、「糖尿病予備群」の段階ならまだ間に合います。経営者のあなたも糖尿病に対する正しい知識を身につけ、高血糖になりがちな生活習慣をぜひ見直しましょう。糖尿病の予防や改善についての情報をこれからお届けしていきます。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 糖尿病とは 糖尿病は一度なってしまうとガンの発症率も上がるなど、身体を内側から破壊する重大な症状。糖尿病予備軍のうちに急ぎ改善を。
糖尿病とはどんな病気か
あなたは糖尿病についてどのようなイメージを持たれていますでしょうか。ご自身には全く関係ないことと思われている方や、なんとなく怖い病気という漠然としたイメージを持たれている方など様々かと思います。また、現在闘病中の方もいらっしゃるでしょう。 猛威を振るう糖尿病 今や糖尿病は世界中で急激に増え続けている病気であり、世界規模での対策が必要とされていますが、実際のところ防ぎきれていないのが現状です。 アメリカ合衆国では、年間医療費の1位が糖尿病であり、中国では2人に1人が糖尿病かその予備群と言われています。世界中で増加している糖尿病ですが、一番増加の多い地域はアジア地域なのです。 では、日本の糖尿病の現状はどうなのでしょうか。厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」の発表によりますと、糖尿病の人が約1000万人、予備軍の人が約1000万人の合わせて2000万人、日本人のなんと6人に1人が糖尿病かその予備群なのです。 しかも、日本においても世界の状況と同じく、糖尿病該当者の数は平成9年よりずっと増え続けています。特に、2型糖尿病※は40~59歳の働き盛りの世代で爆発的に増加しています。経営者のあなたにとって、とても身近な問題と言えるのです。 ※2型糖尿病:日本人の糖尿病の9割が2型糖尿病。中高年や肥満の人に発症しやすい。遺伝的に糖尿病になりやすい体質や、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、喫煙などの生活習慣が関係する生活習慣病の代表格。近年では、子供の肥満による糖尿病の増加が問題となっている。 糖尿病とはどんな病気? ところで、糖尿病とはいったいどういう病気で、何が問題となるのでしょうか。 元気に活動したり生命維持をするために、「ブドウ糖(グルコース)」はすぐに利用できる便利なエネルギー源です。食べ物を分解して作られたブドウ糖は血液によって身体の隅々にまで運ばれて利用されます。 しかし、血液中のブドウ糖(血糖)は高くなり過ぎると血管を傷つけるなどの障害を起こすため、高くなり過ぎないように下げる仕組みがあります。これが、膵臓(すいぞう)から分泌される「インスリン」の役割です。 血糖を上げる仕組みはいくつかありますが、下げる仕組みはこのインスリンの仕組み1つだけしかありません。ここで問題となるのが、現代社会は食べ物に困ることがなく、つい摂取カロリーが過剰になることです。そのため血糖値は上がりやすい状況にあり、それに伴い膵臓はしょっちゅうインスリンを分泌しなければならないのです。 このような状態が長く続くと膵臓は疲れてしまい、十分量のインスリンを出すことができなくなり、高血糖が持続してしまうというわけです。高血糖が持続するとやがてオシッコにブドウ糖が出てくるようになります。「糖尿病」と呼ばれる由来です。つまり、インスリンがすい臓から分泌されない、またはその量が不足している、分泌されているのに十分に作用しないなど様々な原因で、慢性的に高血糖になるのが「糖尿病」です。 糖尿病が引き起こす重大な状況 この持続的な高血糖の状態は、全身の細胞1つ1つが酸化ストレスにさらされている状況といえます。血管が傷つくことによって起こる糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症がその代表例です。 また、糖尿病はがんの発症も増加させます。実際に、糖尿病の方の死因の第1位は「がん」なのです。糖尿病は、甘い物の食べすぎでちょっとオシッコに糖が出るだけといった軽いものではなく、身体を内側から崩壊させる重大な状況なのです。 昨年11月14日の世界糖尿病デーには、「糖尿病はコントロールできる病気であり、適切な治療を続けていれば合併症を予防できる」と呼びかけられています。糖尿病は一度なってしまうと適切な治療を継続しなければなりませんが、「糖尿病予備群」の段階ならまだ間に合います。経営者のあなたも糖尿病に対する正しい知識を身につけ、高血糖になりがちな生活習慣をぜひ見直しましょう。糖尿病の予防や改善についての情報をこれからお届けしていきます。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 糖尿病とは 糖尿病は一度なってしまうとガンの発症率も上がるなど、身体を内側から破壊する重大な症状。糖尿病予備軍のうちに急ぎ改善を。
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高血圧は沈黙の殺人者
あなたは、高血圧が日本で最も患者数の多い生活習慣病だということをご存知でしょうか。 わが国では約4,300万人が高血圧であると推測されています。総人口1億2,000万人のうち成人は約1億人。このうち約4,000万人が高血圧であると推定されています。なんと、2.5人に1人の割合で高血圧の人がいるということになります。 また、厚労省の平成26年度患者調査によりますと、高血圧で継続的な治療を受けていると推定される患者数は約1,010万人と報告されています。逆に言えば、3,000万人以上が未治療、あるいは継続的な治療を受けていないということです。 経営者のあなたがもし高血圧ならば、未治療の人や継続的な治療を受けていない人に含まれていないことを願います。 それでは、高血圧の何が問題なのでしょうか。 血圧とは? 血圧とは、簡単に言いますと血液が血管の壁を押す力のことです。 ご存知のように、血液は心臓が拍動することにより、全身の隅々にまで送られています。一定の圧力で送られるのではなく、波のようなサイクルで送られています。 そのため、血圧は心臓が収縮した時が一番高くなります。この時の血圧のことを「収縮期血圧」とか「上の血圧」と呼びます。反対に、心臓が拡がった時に血圧は一番低くなり、「拡張期血圧」、「下の血圧」と呼ばれます。 高血圧はサイレントキラー 高血圧とは血管に過度な圧力がかかっている状態です。過度な圧力がかかると、血管の内側は傷つき、コレステロールなどがくっつきやすくなります。こうして血管が硬く、狭くなるのが「動脈硬化」なのです。 高血圧によって動脈硬化が起こると、いろいろな臓器に十分な血液を送ることができなくなります。心臓に起きる障害が、狭心症や心筋梗塞、心不全であり、脳に起きる障害が、脳梗塞や脳出血、腎臓に起きる障害が慢性腎臓病というわけです。 高血圧の厄介なところは、知らず知らずのうちに血圧が高くなっていても自覚症状がほとんどないことです。頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどの症状が出る場合がありますが、これらの症状は高血圧に特有というわけではありません。 したがって、日頃から高血圧に注意していなければ全く気付くことなく動脈硬化がゆっくりと進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症するのです。現に、脳梗塞のリスク因子の1位は高血圧です。 このように、高血圧はほとんど無症状で経過するため早期発見が難しく、突然大きな病気を引き起こすためサイレントキラーと呼ばれるのです。 高血圧の原因は? 高血圧は大きく2つに分類されます。1つは原因のはっきりしない本態性高血圧で90%を占めます。もう一つは原因の明らかな二次性高血圧で10%を占めています。 90%を占める本態性高血圧は原因がはっきりしないと言いましたが、実は、加齢や遺伝のほかに肥満、ストレス、塩分の取り過ぎなどの生活習慣が大きく関わっていることがわかっています。 高血圧の予防や治療のため生活習慣を改善をしよう! 高血圧の基準は上の血圧が140mmHg以上、下が90mmHg以上です。(140/90以上)上、下の血圧の両方とも超えていても、一方だけ超えていても高血圧と判定します。 したがって大切なのは、まずご自身の血圧を知ることです。できれば上腕に巻いて測定するタイプの家庭血圧計を家庭に1台置いておき、ご家族全員で測定するといいでしょう。 この時の注意点は、家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となります。血圧は一日の中でも変動しますので、できれば起床して排尿後、食事や内服をする前と就寝前の一日2回測定し、記録しておくととても役に立ちます。 健診で高血圧を指摘されたり、ご自身で測定した家庭血圧で高血圧が疑われたら、専門医を受診することをお勧めします。その際、家庭血圧の記録を持参するとよいでしょう。 程度のひどくない高血圧の場合は、まず、生活習慣の改善を指導されます。具体的には、喫煙者は禁煙すること、ストレスを避け、質の良い睡眠を取ること、肥満のある方はダイエットにより徐々に体重を落とすこと、適度な飲酒を守ること、適度に運動すること、そして減塩することなどです。 塩分制限は血圧の低下にとても効果的です。日本高血圧学会では1日6g未満を推奨していますが、実現には相当な努力とコツが必要です。6g未満は無理でも、とりあえずは厚労省のすすめる、男性1日8g未満、女性1日7g未満を目指してみるのがいいでしょう。 経営者のあなたはお忙しいことと思いますが、上記の内容を参考にして、高血圧対策や予防のためまずは簡単にできるところから、生活習慣の改善を始めてはいかがでしょうか。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 高血圧の怖さを知ろう まずは家庭で日々血圧を測る習慣を。家であれば一日の変動を計測できるので、参考になります。家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となることに注意!
高血圧は沈黙の殺人者
あなたは、高血圧が日本で最も患者数の多い生活習慣病だということをご存知でしょうか。 わが国では約4,300万人が高血圧であると推測されています。総人口1億2,000万人のうち成人は約1億人。このうち約4,000万人が高血圧であると推定されています。なんと、2.5人に1人の割合で高血圧の人がいるということになります。 また、厚労省の平成26年度患者調査によりますと、高血圧で継続的な治療を受けていると推定される患者数は約1,010万人と報告されています。逆に言えば、3,000万人以上が未治療、あるいは継続的な治療を受けていないということです。 経営者のあなたがもし高血圧ならば、未治療の人や継続的な治療を受けていない人に含まれていないことを願います。 それでは、高血圧の何が問題なのでしょうか。 血圧とは? 血圧とは、簡単に言いますと血液が血管の壁を押す力のことです。 ご存知のように、血液は心臓が拍動することにより、全身の隅々にまで送られています。一定の圧力で送られるのではなく、波のようなサイクルで送られています。 そのため、血圧は心臓が収縮した時が一番高くなります。この時の血圧のことを「収縮期血圧」とか「上の血圧」と呼びます。反対に、心臓が拡がった時に血圧は一番低くなり、「拡張期血圧」、「下の血圧」と呼ばれます。 高血圧はサイレントキラー 高血圧とは血管に過度な圧力がかかっている状態です。過度な圧力がかかると、血管の内側は傷つき、コレステロールなどがくっつきやすくなります。こうして血管が硬く、狭くなるのが「動脈硬化」なのです。 高血圧によって動脈硬化が起こると、いろいろな臓器に十分な血液を送ることができなくなります。心臓に起きる障害が、狭心症や心筋梗塞、心不全であり、脳に起きる障害が、脳梗塞や脳出血、腎臓に起きる障害が慢性腎臓病というわけです。 高血圧の厄介なところは、知らず知らずのうちに血圧が高くなっていても自覚症状がほとんどないことです。頭痛、肩こり、耳鳴り、めまいなどの症状が出る場合がありますが、これらの症状は高血圧に特有というわけではありません。 したがって、日頃から高血圧に注意していなければ全く気付くことなく動脈硬化がゆっくりと進行し、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞を発症するのです。現に、脳梗塞のリスク因子の1位は高血圧です。 このように、高血圧はほとんど無症状で経過するため早期発見が難しく、突然大きな病気を引き起こすためサイレントキラーと呼ばれるのです。 高血圧の原因は? 高血圧は大きく2つに分類されます。1つは原因のはっきりしない本態性高血圧で90%を占めます。もう一つは原因の明らかな二次性高血圧で10%を占めています。 90%を占める本態性高血圧は原因がはっきりしないと言いましたが、実は、加齢や遺伝のほかに肥満、ストレス、塩分の取り過ぎなどの生活習慣が大きく関わっていることがわかっています。 高血圧の予防や治療のため生活習慣を改善をしよう! 高血圧の基準は上の血圧が140mmHg以上、下が90mmHg以上です。(140/90以上)上、下の血圧の両方とも超えていても、一方だけ超えていても高血圧と判定します。 したがって大切なのは、まずご自身の血圧を知ることです。できれば上腕に巻いて測定するタイプの家庭血圧計を家庭に1台置いておき、ご家族全員で測定するといいでしょう。 この時の注意点は、家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となります。血圧は一日の中でも変動しますので、できれば起床して排尿後、食事や内服をする前と就寝前の一日2回測定し、記録しておくととても役に立ちます。 健診で高血圧を指摘されたり、ご自身で測定した家庭血圧で高血圧が疑われたら、専門医を受診することをお勧めします。その際、家庭血圧の記録を持参するとよいでしょう。 程度のひどくない高血圧の場合は、まず、生活習慣の改善を指導されます。具体的には、喫煙者は禁煙すること、ストレスを避け、質の良い睡眠を取ること、肥満のある方はダイエットにより徐々に体重を落とすこと、適度な飲酒を守ること、適度に運動すること、そして減塩することなどです。 塩分制限は血圧の低下にとても効果的です。日本高血圧学会では1日6g未満を推奨していますが、実現には相当な努力とコツが必要です。6g未満は無理でも、とりあえずは厚労省のすすめる、男性1日8g未満、女性1日7g未満を目指してみるのがいいでしょう。 経営者のあなたはお忙しいことと思いますが、上記の内容を参考にして、高血圧対策や予防のためまずは簡単にできるところから、生活習慣の改善を始めてはいかがでしょうか。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 高血圧の怖さを知ろう まずは家庭で日々血圧を測る習慣を。家であれば一日の変動を計測できるので、参考になります。家庭血圧の高血圧診断基準は、診察室より5mmHg低く、135/85mmHg以上となることに注意!
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メタボリックシンドローム ぽっこりお腹が危ない
最近よく耳にするメタボリックシンドロームという言葉。「メタボ健診」で一躍有名になりましたが、ぽっこりお腹の出た中年男性のイメージですよね。同世代として悲しい限りですが、重要な問題ですので取り上げたいと思います。 メタボリックシンドロームという概念の登場に至った経緯は、生活習慣病のコラムで説明していますが、大切なことですので敢えて繰り返します。 内臓脂肪の多さでメタボリックシンドローム発見 かつて「成人病」と呼ばれていた、がん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病などは、悪い生活習慣の結果起きることが明らかになり、1996年に当時の厚生省により「生活習慣病」と名付けられました。 生活習慣病は死亡原因の6割、医療費の3割を占めており、早急な対策が必要と考えられました。しかし、あなたも感じていらっしゃるように、生活習慣を改めることはなかなか難しく、成果が芳しくありませんでした。 内臓脂肪の蓄積が血圧、血糖、脂質などの異常を引き起こし、徐々に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を発症することが明らかになってきました。 そこで内臓脂肪の多い人を発見することにより、生活習慣病の早期発見や治療に役立てようと、2008年から特定健診が始まりました。メタボリックシンドローム発見のため、お腹まわりの測定が始まったのです。あなたも受けているいわゆる「メタボ健診」です。 つまり、メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積があって、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の重なりが起こっている状態です。しかも、重症化するまでほとんど症状がないことが厄介なのです。 脂肪は悪者か? その日食べるものに困るような太古の時代では、体内の脂肪は飢餓に備えるエネルギー源として重要な役割を果たしていました。(もちろん、現在でもその働きは変わりませんが。) たくさんの食べ物が口に入った時に、次の食べ物にありつくまで、その日のうちに使用できずに余ったエネルギーを効率のよい脂肪という形で身体にとどめておくのです。 タンパク質・炭水化物は1gで4Kcalであるのに対して、脂肪は1gで9Kcal(※1)なので重量当たりたくさんのエネルギーを蓄えるのに効率がいいわけです。余ったら余っただけせっせと脂肪に変換し、無駄なく貯蓄してくれます。 この飢餓に備えるすばらしいシステムですが、食べ物に困らない現代においては、私たちの悪い生活習慣により、体内脂肪を増やし続ける結果となっています。人類の歴史上、こんなにも内臓脂肪が蓄積する時代が来ることは想定外の事態なのです。※1 実際の体脂肪は水分等も含まれるため約7Kcal 内臓脂肪が諸悪の根源 女性はホルモンバランスの関係で皮下脂肪が付きやすく、逆に男性は内臓脂肪が付きやすくなっています。 実はこの内臓脂肪からいろんなホルモンが分泌されていることが明らかになってきました。 簡単に説明しますと、内臓脂肪から善玉と悪玉のホルモンが作られています。内臓脂肪が多くなると、それに伴って悪玉ホルモンが増加します。 この悪玉ホルモンは、血圧を上げたり、血管を詰まりやすくしたり、インスリンの働きを悪くします。そのような状態が長く続くと、高血圧、動脈硬化、糖尿病を引き起こすのです。 肥満、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症のうちどれか一つに当てはまる方は、何もない方に比べて動脈硬化が進んだ結果、心筋梗塞、狭心症になるリスクが5倍であるのに対して、3つ以上に当てはまる方は、そのリスクが31倍にもなるという研究結果があります。 しかもこれらは重複して当てはまりやすい特徴があるのです。驚きですよね。 あなたもメタボ該当者? 厚労省が発表した平成18年(2006年)国民栄養・健康調査で、さらに驚くべき結果が明らかにされました。 「40~74歳については、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者(該当者)又は予備軍と考えられる者であり、該当者数 約960万人 予備軍者数 約980万人 併せて 約1940万人と推定される。」(原文ママ) いかがでしょうか。デスクワークや食事のお付き合いの多い経営者・管理職のあなたにとって、一番の強敵はライバル企業ではなく、メタボリックシンドロームやその対策を軽視する考え方なのではないでしょうか。 メタボ対策、メタボ予防、はっきり言ってちょっと面倒です。しかし、最初は効果の出やすい方法から始めて、継続して続けることが大切です。コツをお伝えして行こうと思います。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) メタボリックシンドロームとは 内臓脂肪はがん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病など生活習慣病の原因に。40~74歳男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が該当者・予備軍と考えられており、合計1940万人のメタボ及びメタボ予備軍がいると考えられている。
メタボリックシンドローム ぽっこりお腹が危ない
最近よく耳にするメタボリックシンドロームという言葉。「メタボ健診」で一躍有名になりましたが、ぽっこりお腹の出た中年男性のイメージですよね。同世代として悲しい限りですが、重要な問題ですので取り上げたいと思います。 メタボリックシンドロームという概念の登場に至った経緯は、生活習慣病のコラムで説明していますが、大切なことですので敢えて繰り返します。 内臓脂肪の多さでメタボリックシンドローム発見 かつて「成人病」と呼ばれていた、がん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病などは、悪い生活習慣の結果起きることが明らかになり、1996年に当時の厚生省により「生活習慣病」と名付けられました。 生活習慣病は死亡原因の6割、医療費の3割を占めており、早急な対策が必要と考えられました。しかし、あなたも感じていらっしゃるように、生活習慣を改めることはなかなか難しく、成果が芳しくありませんでした。 内臓脂肪の蓄積が血圧、血糖、脂質などの異常を引き起こし、徐々に高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を発症することが明らかになってきました。 そこで内臓脂肪の多い人を発見することにより、生活習慣病の早期発見や治療に役立てようと、2008年から特定健診が始まりました。メタボリックシンドローム発見のため、お腹まわりの測定が始まったのです。あなたも受けているいわゆる「メタボ健診」です。 つまり、メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積があって、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病の重なりが起こっている状態です。しかも、重症化するまでほとんど症状がないことが厄介なのです。 脂肪は悪者か? その日食べるものに困るような太古の時代では、体内の脂肪は飢餓に備えるエネルギー源として重要な役割を果たしていました。(もちろん、現在でもその働きは変わりませんが。) たくさんの食べ物が口に入った時に、次の食べ物にありつくまで、その日のうちに使用できずに余ったエネルギーを効率のよい脂肪という形で身体にとどめておくのです。 タンパク質・炭水化物は1gで4Kcalであるのに対して、脂肪は1gで9Kcal(※1)なので重量当たりたくさんのエネルギーを蓄えるのに効率がいいわけです。余ったら余っただけせっせと脂肪に変換し、無駄なく貯蓄してくれます。 この飢餓に備えるすばらしいシステムですが、食べ物に困らない現代においては、私たちの悪い生活習慣により、体内脂肪を増やし続ける結果となっています。人類の歴史上、こんなにも内臓脂肪が蓄積する時代が来ることは想定外の事態なのです。※1 実際の体脂肪は水分等も含まれるため約7Kcal 内臓脂肪が諸悪の根源 女性はホルモンバランスの関係で皮下脂肪が付きやすく、逆に男性は内臓脂肪が付きやすくなっています。 実はこの内臓脂肪からいろんなホルモンが分泌されていることが明らかになってきました。 簡単に説明しますと、内臓脂肪から善玉と悪玉のホルモンが作られています。内臓脂肪が多くなると、それに伴って悪玉ホルモンが増加します。 この悪玉ホルモンは、血圧を上げたり、血管を詰まりやすくしたり、インスリンの働きを悪くします。そのような状態が長く続くと、高血圧、動脈硬化、糖尿病を引き起こすのです。 肥満、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症のうちどれか一つに当てはまる方は、何もない方に比べて動脈硬化が進んだ結果、心筋梗塞、狭心症になるリスクが5倍であるのに対して、3つ以上に当てはまる方は、そのリスクが31倍にもなるという研究結果があります。 しかもこれらは重複して当てはまりやすい特徴があるのです。驚きですよね。 あなたもメタボ該当者? 厚労省が発表した平成18年(2006年)国民栄養・健康調査で、さらに驚くべき結果が明らかにされました。 「40~74歳については、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者(該当者)又は予備軍と考えられる者であり、該当者数 約960万人 予備軍者数 約980万人 併せて 約1940万人と推定される。」(原文ママ) いかがでしょうか。デスクワークや食事のお付き合いの多い経営者・管理職のあなたにとって、一番の強敵はライバル企業ではなく、メタボリックシンドロームやその対策を軽視する考え方なのではないでしょうか。 メタボ対策、メタボ予防、はっきり言ってちょっと面倒です。しかし、最初は効果の出やすい方法から始めて、継続して続けることが大切です。コツをお伝えして行こうと思います。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) メタボリックシンドロームとは 内臓脂肪はがん、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、糖尿病など生活習慣病の原因に。40~74歳男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が該当者・予備軍と考えられており、合計1940万人のメタボ及びメタボ予備軍がいると考えられている。
生活習慣
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瞑想はうつに効く うつ病を予防する②
うつ病を予防することは、あなたの会社の生産性の向上にもつながります。経営者にとってうつ病に関する知識は、社員の健康マネジメントという側面からも、ぜひ身につけておいていただきたいと思います。 ストレスはあなたの脳が作り出している うつ病の薬の多くは、セロトニンなどの神経伝達物質を調節するものです。このような薬は、気分を高揚させるような効果は飲むとすぐにみられますが、精神状態の安定や他の症状改善などの臨床的な変化がみられるまでには数週間かかります。この時間差はどうしてあるのでしょうか?またコカインなどの気分を高揚させるような薬には、抗うつ効果はほとんどありません。これはなぜでしょう? みなさんが日々経験するストレスによる悩みや心配事の多くは、その経験をあなたがストレスととらえることで引き起こされます。あなたの脳の神経回路がその出来事にどのように反応するかによって、ストレスの感じ方が違ってきます。 経営者であるあなたの周りにも、とても楽天的な人や悲観的な人がいるでしょう。商談などでビジネス上のアドバイスを受けた場合でも、叱責と取るか、自分のために良かれとアドバイスをしてくれていると思うかによって、ストレスの感じ方は全く違ってきます。 あなたが日常の出来事をどのように受け止めるかは、脳の神経回路が決めています。すなわち神経回路を変えない限り、抗うつ効果を持続的に期待することはできません。そのため一時的な気分の高揚には、治療効果がないのです。 脳の神経回路の組み替えは、セロトニンなどの神経伝達物質が豊富にあるときに、神経回路を変えたい、楽観的に考えようと自らが脳に働きかけると効率的に起こります。神経伝達物質を増加させてから効果が見られるまでに時間がかかるのはこのためです。 ここで重要なことは、神経伝達物質を増やしただけではだめで、それを利用して、神経回路を組み替えることなのです。 瞑想がストレスの軽減法として注目されている ストレスによって弱った脳を健全な状態に戻すには、執着をあきらめ、強迫観念を捨て、ストレスを軽減あるいは回避することが有効です。どうやればそんなことができるのでしょうか? 最近、精神を健全な状態にすることにより、ストレスを軽減する方法として、瞑想が注目されています。瞑想が目指すところは、「マインドフルネス」です。マインドフルネスは、仏教やヒンズー教、キリスト教などさまざまな宗教で重要とされている概念です。 瞑想とは 瞑想では、自分の呼吸やろうそくの炎などに意識を集中して、心に入ってくる雑念や煩悩を遮断します。そして見たり聞いたりすることを自分で解釈したりせずに、素直にそのまま受け入れます。こうすることによって自分の感情について距離を置いて眺めることができ、感情をコントロールすることができるのです。この状態が「マインドフルネス」です。 瞑想では呼吸法も重要視されています。腹筋を使った深い呼吸を一定のリズムで行うと、脳でセロトニンが分泌されます。セロトニンの産生を高めることによって、「マインドフルネス」をより効果的に行うことができるのです。 マインドフルネスは、健康、メンタルヘルス、人間関係、生産性の向上などに効果があることが科学的に実証されています。そのため欧米の企業では、社員研修に「マインドフルネス」を実践するためのトレーニングを取り入れるところが増えています。 インテル社は世界10万人の従業員に対し、瞑想のトレーニングをベースとした、9週間のマインドフルネスプログラムを展開しています。その他にもグーグルやアドビ、フェイスブックといったそうそうたる企業が瞑想を企業活動の一環として取り入れています。 経営者としては、マインドフルネスに目を向けるのもよいかもしれませんね。 瞑想はうつ病の治療法としても効果を上げている この瞑想によるトレーニングは、うつ病の治療法としても効果を上げています。自分の体の各部分に順番に集中するように訓練して、最終的には自分の意識を呼吸に集め、その他の余計な考えを頭から締め出すようにするのです。これだけでストレスは軽減し、長期間続けることでストレスの感じ方も弱まるのです。 この治療法を8週間続けることにより、単に脳の反応性が変わる(神経経路が組み替えられる)だけではなく、感情のコントロールに重要な脳の領域の神経細胞が増えることも分かりました。瞑想によって、脳の大きさまで変わったのです。さらに驚いたことに、瞑想によって免疫機能も高まることが分かりました。このことはネガティブな精神状態は、免疫機能まで弱めてしまうことを意味しています。...
瞑想はうつに効く うつ病を予防する②
うつ病を予防することは、あなたの会社の生産性の向上にもつながります。経営者にとってうつ病に関する知識は、社員の健康マネジメントという側面からも、ぜひ身につけておいていただきたいと思います。 ストレスはあなたの脳が作り出している うつ病の薬の多くは、セロトニンなどの神経伝達物質を調節するものです。このような薬は、気分を高揚させるような効果は飲むとすぐにみられますが、精神状態の安定や他の症状改善などの臨床的な変化がみられるまでには数週間かかります。この時間差はどうしてあるのでしょうか?またコカインなどの気分を高揚させるような薬には、抗うつ効果はほとんどありません。これはなぜでしょう? みなさんが日々経験するストレスによる悩みや心配事の多くは、その経験をあなたがストレスととらえることで引き起こされます。あなたの脳の神経回路がその出来事にどのように反応するかによって、ストレスの感じ方が違ってきます。 経営者であるあなたの周りにも、とても楽天的な人や悲観的な人がいるでしょう。商談などでビジネス上のアドバイスを受けた場合でも、叱責と取るか、自分のために良かれとアドバイスをしてくれていると思うかによって、ストレスの感じ方は全く違ってきます。 あなたが日常の出来事をどのように受け止めるかは、脳の神経回路が決めています。すなわち神経回路を変えない限り、抗うつ効果を持続的に期待することはできません。そのため一時的な気分の高揚には、治療効果がないのです。 脳の神経回路の組み替えは、セロトニンなどの神経伝達物質が豊富にあるときに、神経回路を変えたい、楽観的に考えようと自らが脳に働きかけると効率的に起こります。神経伝達物質を増加させてから効果が見られるまでに時間がかかるのはこのためです。 ここで重要なことは、神経伝達物質を増やしただけではだめで、それを利用して、神経回路を組み替えることなのです。 瞑想がストレスの軽減法として注目されている ストレスによって弱った脳を健全な状態に戻すには、執着をあきらめ、強迫観念を捨て、ストレスを軽減あるいは回避することが有効です。どうやればそんなことができるのでしょうか? 最近、精神を健全な状態にすることにより、ストレスを軽減する方法として、瞑想が注目されています。瞑想が目指すところは、「マインドフルネス」です。マインドフルネスは、仏教やヒンズー教、キリスト教などさまざまな宗教で重要とされている概念です。 瞑想とは 瞑想では、自分の呼吸やろうそくの炎などに意識を集中して、心に入ってくる雑念や煩悩を遮断します。そして見たり聞いたりすることを自分で解釈したりせずに、素直にそのまま受け入れます。こうすることによって自分の感情について距離を置いて眺めることができ、感情をコントロールすることができるのです。この状態が「マインドフルネス」です。 瞑想では呼吸法も重要視されています。腹筋を使った深い呼吸を一定のリズムで行うと、脳でセロトニンが分泌されます。セロトニンの産生を高めることによって、「マインドフルネス」をより効果的に行うことができるのです。 マインドフルネスは、健康、メンタルヘルス、人間関係、生産性の向上などに効果があることが科学的に実証されています。そのため欧米の企業では、社員研修に「マインドフルネス」を実践するためのトレーニングを取り入れるところが増えています。 インテル社は世界10万人の従業員に対し、瞑想のトレーニングをベースとした、9週間のマインドフルネスプログラムを展開しています。その他にもグーグルやアドビ、フェイスブックといったそうそうたる企業が瞑想を企業活動の一環として取り入れています。 経営者としては、マインドフルネスに目を向けるのもよいかもしれませんね。 瞑想はうつ病の治療法としても効果を上げている この瞑想によるトレーニングは、うつ病の治療法としても効果を上げています。自分の体の各部分に順番に集中するように訓練して、最終的には自分の意識を呼吸に集め、その他の余計な考えを頭から締め出すようにするのです。これだけでストレスは軽減し、長期間続けることでストレスの感じ方も弱まるのです。 この治療法を8週間続けることにより、単に脳の反応性が変わる(神経経路が組み替えられる)だけではなく、感情のコントロールに重要な脳の領域の神経細胞が増えることも分かりました。瞑想によって、脳の大きさまで変わったのです。さらに驚いたことに、瞑想によって免疫機能も高まることが分かりました。このことはネガティブな精神状態は、免疫機能まで弱めてしまうことを意味しています。...
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セロトニンを増やそう!うつ病を予防する①
うつ病は、経営者のあなたも従業員も、誰でも発症する可能性のある病気です。うつ病を患う人が急増している昨今、経営者として、うつ病を予防するための知識を身につけておくことが大切です。 うつ病の患者では、脳内のセロトニンの量が減り、そのことが発症を加速しています。また優しく育てられたラットは、セロトニンが脳で増えることによって、ストレスへの抵抗性を身に付けます。このことから、うつ病を予防するためには、セロトニンを増やすことが有効だということが分かります。ではセロトニンは、どうすれば増やすことができるのでしょうか? 原始時代の生活がセロトニンを増やす セロトニンは、進化の過程で、日中の活動がスムーズに行えるように神経系を調節する役割を与えられた分子です。また狩猟採集生活者にはほとんどうつ病が見られません。このことから予想されるように、狩猟採集生活をしていた時代の、日の出とともに起きて、獲物を追いまわし、日の入りとともに一日の生活を終えるといった規則正しい生活を送ることにより、セロトニンの産生が促されることが分かっています。 米国では狩猟採集生活者に似た生活を送ることによりうつ病を治療するTLC:生活改善療法が試みられていて、高い治療効果を上げています。 では具体的に、セロトニンの産生を増やす方法をみていきましょう。 同じ時間に朝日を浴びる セロトニンンは、朝起きて日の光を浴びると脳内で産生されるようになります。そしてその14~16時間後に、セロトニンが減ってその代わりに睡眠ホルモンのメラトニンが産生されるようになります。こうして覚醒と睡眠のリズムができるのです。よくできていますね。 逆に夜明るい光、特にブルーライトの刺激を受けると、このリズムが狂ってしまい、セロトニンの産生が低下します。そのため寝る2,3時間前からは、間接照明など薄暗い状態にして、できれば2時間前からは、ブルーライトを出すスマホやパソコン作業はしないようにしたほうが良さそうです。 また日光の刺激がセロトニンの産生に重要なため、一日部屋に引きこもり昼夜逆転したような生活や、寝て起きる時間がまちまちになることにより覚醒と睡眠のリズムが不規則になると、セロトニンの産生が低下します。最近の子供はキレやすいのは、このような生活リズムの乱れが原因になっているのでしょう。規則正しい生活を心がけ、朝起きたらまず日の光を浴びてセロトニンの産生を促すことは、うつ病の予防に有効なことなのです。 リズミカルな運動がセロトニンの産生を促す リズミカルな運動がセロトニンの産生を促します。特に、ウォーキングや軽いジョギング、自転車こぎなどのリズム運動が効果的です。どの運動の場合も、運動を始めて5分後くらいからセロトニン濃度が高まり、20~30分でピークに達します。それ以上の疲れを感じるくらいの運動は、逆にストレスとなってしまいます。 そのためストレス緩和のためには、毎日20~30分間ぐらいの軽いリズミカルな運動が効果的です。また過ぎたるは及ばざるがごとしで、激しい運動は心臓発作などのリスクを上げてしまうので、ご注意ください。 セロトニンの産生を促す、お手軽なリズミカルな運動として、ものを噛むことも有効です。ガムを20分以上噛んでいると、脳内セロトニン濃度が高まります。食事のとき、意識して数多く噛むようにすることも、ストレス緩和になります。ストレスを感じた時に、食欲で紛らわすということがありますが、これは自然なストレス対策なのかもしれません。 リズミカルな活動以外では、音楽も効果的です。これまで様々な音楽を聴くことによって、脳のセロトニン濃度が上がることが報告されています。音楽家の脳の神経細胞は、いろいろな部位で増えていることが知られています。脳を健全な状態に保つには、運動と音楽がいいようです。 腸内環境改善でうつ病予防 セロトニンは、タンパク質を消化してできるアミノ酸(トリプトファン)から、腸でセロトニンの前駆体が作られて、それが脳に移行して作られます。腸でセロトニンの前駆体が作られるときに、腸内細菌がつくるビタミンが必要です。そのためそのビタミンを作る腸内細菌が少ないとセロトニンの量も減ってしまいます。腸に細菌がいない無菌マウスでは、脳内のセロトニンは激減しています。また腸内環境の悪い、重度の便秘の患者では、うつ傾向の人が多いことが知られています。 このようなことから分かるように、腸内環境を整えることは、うつ病予防にもなるのです。腸内細菌のエサとなる、食物繊維やオリゴ糖を多く含む食品を採るようにしましょう。便秘が重症の場合は、医師に相談して治療することにより、落ち込んだ気分まで改善する可能性があります。 ここまでご紹介したように、よい生活習慣を心がけることで、セロトニンの産生を増やし、ひいてはうつ病の予防につながるのです。
セロトニンを増やそう!うつ病を予防する①
うつ病は、経営者のあなたも従業員も、誰でも発症する可能性のある病気です。うつ病を患う人が急増している昨今、経営者として、うつ病を予防するための知識を身につけておくことが大切です。 うつ病の患者では、脳内のセロトニンの量が減り、そのことが発症を加速しています。また優しく育てられたラットは、セロトニンが脳で増えることによって、ストレスへの抵抗性を身に付けます。このことから、うつ病を予防するためには、セロトニンを増やすことが有効だということが分かります。ではセロトニンは、どうすれば増やすことができるのでしょうか? 原始時代の生活がセロトニンを増やす セロトニンは、進化の過程で、日中の活動がスムーズに行えるように神経系を調節する役割を与えられた分子です。また狩猟採集生活者にはほとんどうつ病が見られません。このことから予想されるように、狩猟採集生活をしていた時代の、日の出とともに起きて、獲物を追いまわし、日の入りとともに一日の生活を終えるといった規則正しい生活を送ることにより、セロトニンの産生が促されることが分かっています。 米国では狩猟採集生活者に似た生活を送ることによりうつ病を治療するTLC:生活改善療法が試みられていて、高い治療効果を上げています。 では具体的に、セロトニンの産生を増やす方法をみていきましょう。 同じ時間に朝日を浴びる セロトニンンは、朝起きて日の光を浴びると脳内で産生されるようになります。そしてその14~16時間後に、セロトニンが減ってその代わりに睡眠ホルモンのメラトニンが産生されるようになります。こうして覚醒と睡眠のリズムができるのです。よくできていますね。 逆に夜明るい光、特にブルーライトの刺激を受けると、このリズムが狂ってしまい、セロトニンの産生が低下します。そのため寝る2,3時間前からは、間接照明など薄暗い状態にして、できれば2時間前からは、ブルーライトを出すスマホやパソコン作業はしないようにしたほうが良さそうです。 また日光の刺激がセロトニンの産生に重要なため、一日部屋に引きこもり昼夜逆転したような生活や、寝て起きる時間がまちまちになることにより覚醒と睡眠のリズムが不規則になると、セロトニンの産生が低下します。最近の子供はキレやすいのは、このような生活リズムの乱れが原因になっているのでしょう。規則正しい生活を心がけ、朝起きたらまず日の光を浴びてセロトニンの産生を促すことは、うつ病の予防に有効なことなのです。 リズミカルな運動がセロトニンの産生を促す リズミカルな運動がセロトニンの産生を促します。特に、ウォーキングや軽いジョギング、自転車こぎなどのリズム運動が効果的です。どの運動の場合も、運動を始めて5分後くらいからセロトニン濃度が高まり、20~30分でピークに達します。それ以上の疲れを感じるくらいの運動は、逆にストレスとなってしまいます。 そのためストレス緩和のためには、毎日20~30分間ぐらいの軽いリズミカルな運動が効果的です。また過ぎたるは及ばざるがごとしで、激しい運動は心臓発作などのリスクを上げてしまうので、ご注意ください。 セロトニンの産生を促す、お手軽なリズミカルな運動として、ものを噛むことも有効です。ガムを20分以上噛んでいると、脳内セロトニン濃度が高まります。食事のとき、意識して数多く噛むようにすることも、ストレス緩和になります。ストレスを感じた時に、食欲で紛らわすということがありますが、これは自然なストレス対策なのかもしれません。 リズミカルな活動以外では、音楽も効果的です。これまで様々な音楽を聴くことによって、脳のセロトニン濃度が上がることが報告されています。音楽家の脳の神経細胞は、いろいろな部位で増えていることが知られています。脳を健全な状態に保つには、運動と音楽がいいようです。 腸内環境改善でうつ病予防 セロトニンは、タンパク質を消化してできるアミノ酸(トリプトファン)から、腸でセロトニンの前駆体が作られて、それが脳に移行して作られます。腸でセロトニンの前駆体が作られるときに、腸内細菌がつくるビタミンが必要です。そのためそのビタミンを作る腸内細菌が少ないとセロトニンの量も減ってしまいます。腸に細菌がいない無菌マウスでは、脳内のセロトニンは激減しています。また腸内環境の悪い、重度の便秘の患者では、うつ傾向の人が多いことが知られています。 このようなことから分かるように、腸内環境を整えることは、うつ病予防にもなるのです。腸内細菌のエサとなる、食物繊維やオリゴ糖を多く含む食品を採るようにしましょう。便秘が重症の場合は、医師に相談して治療することにより、落ち込んだ気分まで改善する可能性があります。 ここまでご紹介したように、よい生活習慣を心がけることで、セロトニンの産生を増やし、ひいてはうつ病の予防につながるのです。
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うつ病になるメカニズム
希望を胸に入った会社。でも楽しい大学生活とは違って、毎日上司に怒られてばかり。最近では上司を遠くに見つけただけで心臓がドキドキして、胃が痛くなる。会社に来るのも毎日苦痛。このまま放っておくと彼女はうつ病になりかねません。よくある話ですが、彼女にはいったい何が起きているのでしょうか? あなたも経営者として社員をうつ病にしないためにも、うつ病を発症するメカニズムを十分に理解しておきましょう。 ストレスは脳の機能を変えてしまう 昔学校で習った「パブロフの犬」という現象を覚えていますか?犬にベルを鳴らした後に食事を与えることを繰り返すと、次第にベルの音を聞いただけでよだれを垂らすようになるというものです。条件反射というやつですね。これに似た現象で、「恐怖条件付け」というのがあります。マウスにある音を聞かせてすぐに電気ショックを与えるということを繰り返すと、その音を聞いただけで電気ショックを受けたような反応を示すようになります。 このとき脳の中では神経回路の組み換えが起こり、音を聞いただけでストレスを感じるようになってしまっているのです。上司を見てストレスを感じるようになった女子社員は、同じような脳の変化が起こっているのです。彼女が嫌なことを繰り返し思い出すことによって、ストレス状態が慢性化して、脳の神経回路が組み替えられ、最後には脳の構造まで変わって、ストレス障害を引き起こします。この状態が高じると、うつ病を発症してしまいます。 ストレス感受性に深くかかわっている脳の海馬と呼ばれる部位は、長期間ストレスホルモン(コルチゾール)にさらされると、委縮してしまいます。ストレスによって脳の大きさまで変わるのです。 セロトニンが減ることがうつ病になることを加速している もう少し詳しくうつ病の発症過程を見てみましょう。脳がストレスを感じると、そのシグナルが副腎という臓器を刺激して、そこからストレスホルモンが放出されます。ストレスホルモンが出ている状態が続くと、脳で産生される神経細胞増殖因子の放出が減少します。その結果、神経細胞の委縮や減少が起こり、脳の情報伝達に障害が起こります。これが繰り返されることにより、障害が定着してうつ病になります。 うつ病の患者の脳では、セロトニンが減少していることが知られています。セロトニンが減るとストレス感受性が亢進して、脳から放出される神経細胞増殖因子の産生がさらに減ります。このことから予想されるように、セロトニンの減少は、うつ病になった結果起こっているのではなく、うつ病の原因になっているのです。 そのため、現在一番使われているうつ病の薬は、セロトニンの細胞内への取り込みを減らすことによって、脳内のセロトニンの量を減らさないようにする薬です(SSRI:選択的セロトニン再吸収阻害剤)。この薬はセロトニンの量を増やす働きはないので、一時的な抗うつ効果はあるものの、これだけでうつ病を完治させることはできません。 愛情深く育てることはうつ病の予防にもなっている? ラットの子供は、母親からよくなめられたりしてかわいがって育てられると、ストレスに強くなります。優しく育てられると、子ラットの脳ではセロトニンの産生が増えます。このセロトニンが、脳の中にあるストレス反応を弱める働きのある分子(糖質コルチコイドレセプター)の量を増やします。こうして優しく育てられた子供は、ストレスに強くなります。このような反応は、人間でも起こっているらしいことが、最近分かり始めています。子供の時の育てられ方が、大人になった時のストレスへの反応性を変える可能性があるのです。 優しく育てられたラットは、セロトニンが脳で増えることによって、ストレスへの抵抗性を身に付けます。またストレス障害に関連した遺伝子は、セロトニンの反応性に関連したものであることが分かっています。このようなことから、ストレスによって起こる脳の変化を予防するには、セロトニンが強い味方になりそうです。ではセロトニンはどうすれば増やすことができるのでしょうか?次回から2回にわたって、セロトニンを増やすことをポイントに、うつ病の予防法についてお話しします。
うつ病になるメカニズム
希望を胸に入った会社。でも楽しい大学生活とは違って、毎日上司に怒られてばかり。最近では上司を遠くに見つけただけで心臓がドキドキして、胃が痛くなる。会社に来るのも毎日苦痛。このまま放っておくと彼女はうつ病になりかねません。よくある話ですが、彼女にはいったい何が起きているのでしょうか? あなたも経営者として社員をうつ病にしないためにも、うつ病を発症するメカニズムを十分に理解しておきましょう。 ストレスは脳の機能を変えてしまう 昔学校で習った「パブロフの犬」という現象を覚えていますか?犬にベルを鳴らした後に食事を与えることを繰り返すと、次第にベルの音を聞いただけでよだれを垂らすようになるというものです。条件反射というやつですね。これに似た現象で、「恐怖条件付け」というのがあります。マウスにある音を聞かせてすぐに電気ショックを与えるということを繰り返すと、その音を聞いただけで電気ショックを受けたような反応を示すようになります。 このとき脳の中では神経回路の組み換えが起こり、音を聞いただけでストレスを感じるようになってしまっているのです。上司を見てストレスを感じるようになった女子社員は、同じような脳の変化が起こっているのです。彼女が嫌なことを繰り返し思い出すことによって、ストレス状態が慢性化して、脳の神経回路が組み替えられ、最後には脳の構造まで変わって、ストレス障害を引き起こします。この状態が高じると、うつ病を発症してしまいます。 ストレス感受性に深くかかわっている脳の海馬と呼ばれる部位は、長期間ストレスホルモン(コルチゾール)にさらされると、委縮してしまいます。ストレスによって脳の大きさまで変わるのです。 セロトニンが減ることがうつ病になることを加速している もう少し詳しくうつ病の発症過程を見てみましょう。脳がストレスを感じると、そのシグナルが副腎という臓器を刺激して、そこからストレスホルモンが放出されます。ストレスホルモンが出ている状態が続くと、脳で産生される神経細胞増殖因子の放出が減少します。その結果、神経細胞の委縮や減少が起こり、脳の情報伝達に障害が起こります。これが繰り返されることにより、障害が定着してうつ病になります。 うつ病の患者の脳では、セロトニンが減少していることが知られています。セロトニンが減るとストレス感受性が亢進して、脳から放出される神経細胞増殖因子の産生がさらに減ります。このことから予想されるように、セロトニンの減少は、うつ病になった結果起こっているのではなく、うつ病の原因になっているのです。 そのため、現在一番使われているうつ病の薬は、セロトニンの細胞内への取り込みを減らすことによって、脳内のセロトニンの量を減らさないようにする薬です(SSRI:選択的セロトニン再吸収阻害剤)。この薬はセロトニンの量を増やす働きはないので、一時的な抗うつ効果はあるものの、これだけでうつ病を完治させることはできません。 愛情深く育てることはうつ病の予防にもなっている? ラットの子供は、母親からよくなめられたりしてかわいがって育てられると、ストレスに強くなります。優しく育てられると、子ラットの脳ではセロトニンの産生が増えます。このセロトニンが、脳の中にあるストレス反応を弱める働きのある分子(糖質コルチコイドレセプター)の量を増やします。こうして優しく育てられた子供は、ストレスに強くなります。このような反応は、人間でも起こっているらしいことが、最近分かり始めています。子供の時の育てられ方が、大人になった時のストレスへの反応性を変える可能性があるのです。 優しく育てられたラットは、セロトニンが脳で増えることによって、ストレスへの抵抗性を身に付けます。またストレス障害に関連した遺伝子は、セロトニンの反応性に関連したものであることが分かっています。このようなことから、ストレスによって起こる脳の変化を予防するには、セロトニンが強い味方になりそうです。ではセロトニンはどうすれば増やすことができるのでしょうか?次回から2回にわたって、セロトニンを増やすことをポイントに、うつ病の予防法についてお話しします。
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うつ病は生活習慣病です
あなたの経営する会社にも、うつ病で苦しんでいる社員がいるかもしれません。最初に知っていただきたいのは、うつ病は心の病ではなく、環境の影響で脳の機能が変化して起こる病気だということです。よく精神が弱いからうつになるのだという人がいますが、まったくの間違いです。あなたもうつ病になる可能性があるのです。 ストレスがうつ病の原因 「現代はストレス社会」などとよく言われます。このストレスが原因となり発症するのがうつ病で、90年代後半から急激に増加しています。一方、アフリカや南米の狩猟採集生活者には、うつ病はほとんど見られません。このことから分かるように、うつ病も生活環境が原因で発症する、糖尿病や高血圧と同じ生活習慣病なのです。うつ病は、精神的に弱いことで起こる心の風邪などではなく、環境要因であるストレスの影響で、精神活動に関わる脳の機能が変化することによって起こる病気なのです。 経営者という立場のあなたは、社員がうつ病になる可能性もふまえ、うつ病が精神的な弱さなどではなく、環境の影響で脳の機能が変化して起こる病気であることを十分理解していただきたいと思います。 うつ病の原因であるストレスとは? 今から4億年ほど前、私たちの祖先である太古の魚は、生命の歴史上はじめて、外敵から逃れるすべを身に付けました。危なそうなやつが現れたら危険を察知して、速攻で身を隠すことができるようになったのです。これがストレスの始まりです。このとき危険な経験を記憶しておくための脳の領域も発達しました。危険なことを記憶することにより、危険を早めに察知して対処できるようになったのです。 人はストレスにさらされると交感神経が活性化されて、心拍数、呼吸数が増え、汗が出て、血圧や血糖値が上がり、筋肉が収縮します。いずれも危険にすぐに対応するための反応ですね。ストレスは生物が生き残るためには必要不可欠な生体防御反応なのです。 ストレス反応は、ノルアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンによって引き起こされます。ノルアドレナリンは、脳で産生される神経伝達物質です。ストレス反応で中心的働きをしているので、「闘争か逃走か」のホルモンとも呼ばれています。ノルアドレナリンの刺激が過剰になると不安や不快な気分になります。 ノルアドレナリンとは対照的に、快感、満足感を与える神経伝達物質がドーパミンです。行動するための動機づけを与える物質ともいえます。ドーパミンが極端に不足するとパーキンソン病になり、自分の意志で動くことが難しくなり、精神的な停滞状態になります。逆にドーパミンが過剰になると、精神分裂病の症状である幻覚を引き起こしたりします。 うつ病ではセロトニンが減っている ストレスを考える場合、このノルアドレナリンとドーパミンのバランスが重要なのですが、もう一つ忘れてはいけないのがセロトニンです。この名前も最近よく耳にするのではないかと思います。 セロトニンは覚醒ホルモンとも呼ばれています。その名の通り、睡眠中にはほとんど産生されていませんが、朝起きて光の刺激を受けることによって産生され始め、起きている間中、一定のリズムで脳内に放出され続けます。一番原始的な脳といわれるところ(脳幹)で作られますが、脳全体に運ばれ神経活動全体に影響を及ぼしています。 セロトニンの役割は、起きているときの活動がスムーズに行えるように、脳の神経活動を適正に保つことです。さまざまな神経のシグナルの感受性を高めたり、シグナルが強すぎるときは抑制したりしています。自動車のパワーステアリングとサスペンションの両方の働きをしているようなものです。そのためセロトニンの分泌が盛んになると、気分が晴ればれして、楽天的になります。逆にセロトニンが不足すると、ちょっとしたことでキレやすくなり、ストレスによって不安になりやすくなります。 セロトニンはストレスの感受性に強く関係しています。セロトニンが不足するとストレスへの感受性が高まり、悲しみや失望感が強くなり、喜びを感じにくくなってしまいます。これが高じた状態が「うつ」です。うつ病患者の脳では、セロトニンが不足していることが分かっています。セロトニンはうつ病に深く関係しているのです。 次回はセロトニンの役割を中心に、うつ病になるメカニズムについてお話しします。
うつ病は生活習慣病です
あなたの経営する会社にも、うつ病で苦しんでいる社員がいるかもしれません。最初に知っていただきたいのは、うつ病は心の病ではなく、環境の影響で脳の機能が変化して起こる病気だということです。よく精神が弱いからうつになるのだという人がいますが、まったくの間違いです。あなたもうつ病になる可能性があるのです。 ストレスがうつ病の原因 「現代はストレス社会」などとよく言われます。このストレスが原因となり発症するのがうつ病で、90年代後半から急激に増加しています。一方、アフリカや南米の狩猟採集生活者には、うつ病はほとんど見られません。このことから分かるように、うつ病も生活環境が原因で発症する、糖尿病や高血圧と同じ生活習慣病なのです。うつ病は、精神的に弱いことで起こる心の風邪などではなく、環境要因であるストレスの影響で、精神活動に関わる脳の機能が変化することによって起こる病気なのです。 経営者という立場のあなたは、社員がうつ病になる可能性もふまえ、うつ病が精神的な弱さなどではなく、環境の影響で脳の機能が変化して起こる病気であることを十分理解していただきたいと思います。 うつ病の原因であるストレスとは? 今から4億年ほど前、私たちの祖先である太古の魚は、生命の歴史上はじめて、外敵から逃れるすべを身に付けました。危なそうなやつが現れたら危険を察知して、速攻で身を隠すことができるようになったのです。これがストレスの始まりです。このとき危険な経験を記憶しておくための脳の領域も発達しました。危険なことを記憶することにより、危険を早めに察知して対処できるようになったのです。 人はストレスにさらされると交感神経が活性化されて、心拍数、呼吸数が増え、汗が出て、血圧や血糖値が上がり、筋肉が収縮します。いずれも危険にすぐに対応するための反応ですね。ストレスは生物が生き残るためには必要不可欠な生体防御反応なのです。 ストレス反応は、ノルアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンによって引き起こされます。ノルアドレナリンは、脳で産生される神経伝達物質です。ストレス反応で中心的働きをしているので、「闘争か逃走か」のホルモンとも呼ばれています。ノルアドレナリンの刺激が過剰になると不安や不快な気分になります。 ノルアドレナリンとは対照的に、快感、満足感を与える神経伝達物質がドーパミンです。行動するための動機づけを与える物質ともいえます。ドーパミンが極端に不足するとパーキンソン病になり、自分の意志で動くことが難しくなり、精神的な停滞状態になります。逆にドーパミンが過剰になると、精神分裂病の症状である幻覚を引き起こしたりします。 うつ病ではセロトニンが減っている ストレスを考える場合、このノルアドレナリンとドーパミンのバランスが重要なのですが、もう一つ忘れてはいけないのがセロトニンです。この名前も最近よく耳にするのではないかと思います。 セロトニンは覚醒ホルモンとも呼ばれています。その名の通り、睡眠中にはほとんど産生されていませんが、朝起きて光の刺激を受けることによって産生され始め、起きている間中、一定のリズムで脳内に放出され続けます。一番原始的な脳といわれるところ(脳幹)で作られますが、脳全体に運ばれ神経活動全体に影響を及ぼしています。 セロトニンの役割は、起きているときの活動がスムーズに行えるように、脳の神経活動を適正に保つことです。さまざまな神経のシグナルの感受性を高めたり、シグナルが強すぎるときは抑制したりしています。自動車のパワーステアリングとサスペンションの両方の働きをしているようなものです。そのためセロトニンの分泌が盛んになると、気分が晴ればれして、楽天的になります。逆にセロトニンが不足すると、ちょっとしたことでキレやすくなり、ストレスによって不安になりやすくなります。 セロトニンはストレスの感受性に強く関係しています。セロトニンが不足するとストレスへの感受性が高まり、悲しみや失望感が強くなり、喜びを感じにくくなってしまいます。これが高じた状態が「うつ」です。うつ病患者の脳では、セロトニンが不足していることが分かっています。セロトニンはうつ病に深く関係しているのです。 次回はセロトニンの役割を中心に、うつ病になるメカニズムについてお話しします。
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睡眠不足を甘く見てはいけない理由
あなたが40歳を超えているなら、睡眠不足になるような生活はできる限り避けることをおすすめします。 ご実感があることと思いますが、若いころは簡単に体内時計(外界の物理的条件とは無関係に、生物体内に備わっている時間を感じる能力のことを体内時計と呼びます。人間はほぼ24時間を一周期としたリズムを持っています)の乱れを修正できるのですが、年をとってくると大変になってきます。 20代までは「徹夜なんてへっちゃら」だったのに、40〜50代にもなると、ちょっとした寝不足で数日だるい、なんてことになりますね。 睡眠不足より怖いのは 体内時計の乱れは単に疲労に結びつくだけでなく、「生活習慣病」「うつ病」「がん」の原因になることがすでに証明されています。 職業的には、国際線パイロットやキャビンアテンダント、夜勤の多い看護師に「肥満」「糖尿病」「うつ病」「がん」が多いことも報告されています。 つまり、経営者や管理職、フリーランスなどこのコラムをご覧になっている仕事で大きな責任を担っているあなたは、睡眠不足を甘く見てはならないのです。 体内時計の乱れがなぜ様々な病気に結びつくのかについては、かなり解明されてきています。私たちの身体の中で起きている生命活動には日内変動というものがあり、エネルギーを日中は活動に使い、夜はため込む、というのもその1つです。“夜食べると太る”というのは正にこれです。 睡眠不足と「うつ」の関係 「うつ」については、セロトニンの日内変動が関わります。セロトニンとは、「ノルアドレナリン」「ドーパミン」と並んで、体内で特に重要な働きをしている三大神経伝達物質の1つです。 セロトニンは心の安定に重要な働きをしていることから、「しあわせホルモン」とも呼ばれています。現代社会はセロトニン不足になりやすい環境であり、セロトニンが不足することにより、うつ病や不眠症を引き起こすことになるのです。 睡眠不足であっても毎朝規則正しい時間に起きたほうがよいとお聞きになったことがあるかと思います。これにはちゃんとした理由があるのです。 動物は目から受ける朝日の光の刺激によって、脳でセロトニンを作り始め、14時間くらいするとセロトニンからメラトニンを作るようになります。メラトニンは睡眠ホルモンなので、夜眠くなるわけです。睡眠不足のリセットには早起きして朝日を浴びるのが大切なんですね。 セロトニンはストレスを和らげる役割を果たしているのですが、生活リズムが乱れると、脳におけるセロトニンの産生が落ちてきます。その結果ストレスを感じやすくなり、うつになってしまうのです。 昼夜逆転の生活をしている若者が切れやすいのも、セロトニンの産生が落ちているからと言われています。 ストレスを感じやすくなるのを防ぐためにも、セロトニンをしっかり作れるよう、睡眠不足を避けたいところです。仕事に支障が出るような事態を招かないよう、早めの対処を心がけてください。 睡眠不足の助っ人は腸内細菌 睡眠不足によってセロトニンの産生が落ちてくることから、セロトニンの原材料であるトリプトファンを多く含む食品を摂るとよい、ということが言われます。 トリプトファンは、肉や魚といった動物性食品や、ミルク、大豆、ナッツに比較的多く含まれています。寝る前にホットミルクを飲むのはおすすめですね。 ただし、トリプトファンを多くとるだけでは実際はそれほどセロトニンが増えることに結びつきません。 ここで、セロトニンを作り出すために重要な働きをするのが、あなたも最近耳にされることの多い「腸内細菌」なのです。精神状態に腸内細菌が影響している、というわけです。その意味でプレバイオティクス、プロバイオティクスは睡眠不足にも良いと言えるでしょう。 実は体内時計の調節にも腸内細菌が関わっており、時差ボケで腸内細菌が変動することも報告されています。このことから、腸内細菌をうまくコントロールできれば、時差ボケが治せるかもしれない、とも言われています。 睡眠不足の時のカフェイン摂取 大変重要なこととして、睡眠不足の時には、睡眠の質が問題になります。短い睡眠でも深い眠り(徐波睡眠)が取れれば、ダメージを少なく抑えることができます。 そこで問題になるのがカフェインです。あなたは「睡眠不足の時は、コーヒーを飲んでいてもすぐに眠れるから大丈夫」と思われるかもしれませんが、これは間違いです。 夕方以降にカフェインを摂取すると、明らかに睡眠の質は落ちます。睡眠時間が不足しそうであればなおのこと、寝る前のカフェイン摂取は控えた方がいいでしょう。 睡眠を深くするためには、成長ホルモンが有用です。成長ホルモンはある一定強度以上の運動をすると効率よく出ます。また、運動は睡眠の質を良くするだけでなく、糖尿病や高血圧、メタボ予防にも高い効果を持っています。 お仕事において、重責であればあるほど、睡眠時間や睡眠の質を大切にする意識を持っていただきたいと思います。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 睡眠不足対策のポイント...
睡眠不足を甘く見てはいけない理由
あなたが40歳を超えているなら、睡眠不足になるような生活はできる限り避けることをおすすめします。 ご実感があることと思いますが、若いころは簡単に体内時計(外界の物理的条件とは無関係に、生物体内に備わっている時間を感じる能力のことを体内時計と呼びます。人間はほぼ24時間を一周期としたリズムを持っています)の乱れを修正できるのですが、年をとってくると大変になってきます。 20代までは「徹夜なんてへっちゃら」だったのに、40〜50代にもなると、ちょっとした寝不足で数日だるい、なんてことになりますね。 睡眠不足より怖いのは 体内時計の乱れは単に疲労に結びつくだけでなく、「生活習慣病」「うつ病」「がん」の原因になることがすでに証明されています。 職業的には、国際線パイロットやキャビンアテンダント、夜勤の多い看護師に「肥満」「糖尿病」「うつ病」「がん」が多いことも報告されています。 つまり、経営者や管理職、フリーランスなどこのコラムをご覧になっている仕事で大きな責任を担っているあなたは、睡眠不足を甘く見てはならないのです。 体内時計の乱れがなぜ様々な病気に結びつくのかについては、かなり解明されてきています。私たちの身体の中で起きている生命活動には日内変動というものがあり、エネルギーを日中は活動に使い、夜はため込む、というのもその1つです。“夜食べると太る”というのは正にこれです。 睡眠不足と「うつ」の関係 「うつ」については、セロトニンの日内変動が関わります。セロトニンとは、「ノルアドレナリン」「ドーパミン」と並んで、体内で特に重要な働きをしている三大神経伝達物質の1つです。 セロトニンは心の安定に重要な働きをしていることから、「しあわせホルモン」とも呼ばれています。現代社会はセロトニン不足になりやすい環境であり、セロトニンが不足することにより、うつ病や不眠症を引き起こすことになるのです。 睡眠不足であっても毎朝規則正しい時間に起きたほうがよいとお聞きになったことがあるかと思います。これにはちゃんとした理由があるのです。 動物は目から受ける朝日の光の刺激によって、脳でセロトニンを作り始め、14時間くらいするとセロトニンからメラトニンを作るようになります。メラトニンは睡眠ホルモンなので、夜眠くなるわけです。睡眠不足のリセットには早起きして朝日を浴びるのが大切なんですね。 セロトニンはストレスを和らげる役割を果たしているのですが、生活リズムが乱れると、脳におけるセロトニンの産生が落ちてきます。その結果ストレスを感じやすくなり、うつになってしまうのです。 昼夜逆転の生活をしている若者が切れやすいのも、セロトニンの産生が落ちているからと言われています。 ストレスを感じやすくなるのを防ぐためにも、セロトニンをしっかり作れるよう、睡眠不足を避けたいところです。仕事に支障が出るような事態を招かないよう、早めの対処を心がけてください。 睡眠不足の助っ人は腸内細菌 睡眠不足によってセロトニンの産生が落ちてくることから、セロトニンの原材料であるトリプトファンを多く含む食品を摂るとよい、ということが言われます。 トリプトファンは、肉や魚といった動物性食品や、ミルク、大豆、ナッツに比較的多く含まれています。寝る前にホットミルクを飲むのはおすすめですね。 ただし、トリプトファンを多くとるだけでは実際はそれほどセロトニンが増えることに結びつきません。 ここで、セロトニンを作り出すために重要な働きをするのが、あなたも最近耳にされることの多い「腸内細菌」なのです。精神状態に腸内細菌が影響している、というわけです。その意味でプレバイオティクス、プロバイオティクスは睡眠不足にも良いと言えるでしょう。 実は体内時計の調節にも腸内細菌が関わっており、時差ボケで腸内細菌が変動することも報告されています。このことから、腸内細菌をうまくコントロールできれば、時差ボケが治せるかもしれない、とも言われています。 睡眠不足の時のカフェイン摂取 大変重要なこととして、睡眠不足の時には、睡眠の質が問題になります。短い睡眠でも深い眠り(徐波睡眠)が取れれば、ダメージを少なく抑えることができます。 そこで問題になるのがカフェインです。あなたは「睡眠不足の時は、コーヒーを飲んでいてもすぐに眠れるから大丈夫」と思われるかもしれませんが、これは間違いです。 夕方以降にカフェインを摂取すると、明らかに睡眠の質は落ちます。睡眠時間が不足しそうであればなおのこと、寝る前のカフェイン摂取は控えた方がいいでしょう。 睡眠を深くするためには、成長ホルモンが有用です。成長ホルモンはある一定強度以上の運動をすると効率よく出ます。また、運動は睡眠の質を良くするだけでなく、糖尿病や高血圧、メタボ予防にも高い効果を持っています。 お仕事において、重責であればあるほど、睡眠時間や睡眠の質を大切にする意識を持っていただきたいと思います。 (※本サイトの内容は、記事投稿及び更新時点での医療の一般的な知見を前提とした、執筆者の見解、研究結果をもとに作成されております。また、本サイトはがんや生活習慣病など特定の疾病・障害の予防・改善を保証するものではありません。) 睡眠不足対策のポイント...
会員からの質問
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睡眠時間について ~理想的な睡眠時間~
音声のみはこちらから 睡眠時間について ~理想的な睡眠時間~ 睡眠時間の問題ですね。 睡眠時間についてはよく質問を受けます。 理想の睡眠時間はどれぐらいだというようなことですね。 結論から申し上げますと睡眠時間の理想的な時間というのはもう人それぞれ個人差が大きいということです。 睡眠について書いてあるガイドライン「睡眠障害の対応と治療」第三版2019年版にはですね睡眠時間は人それぞれ。 日中に眠気を感じなければそれで十分というふうに記載されています。 結局、日中眠くて活動できないというようなことがなければそれでその人の睡眠時間は足りているというようなことですね。 睡眠時間について面白い実験がありまして2002年、ちょっと古いんですけどもカリフォルニアのサンディエゴ校で110万人というものすごい大規模なデータが取られまして 実はそこで約7時間睡眠の方のその後の追跡調査での死亡率が一番低かったっていうふうに述べられています。 7時間睡眠が適当なのかということなんですけども実は短くなればなるほど死亡率は上がりじゃあ長ければいいのかと言いますと実は長くても死亡率が上がったということで 7時間前後を最低として長くても短くても死亡率が上がってしまったというようなデータがあります。 そこを元にしてアメリカでは7時間睡眠が一番いいのではないかというなふうに議論となっておりました。 同じような実験も日本でされてまして日本のデータでは7時間半ぐらいが日本人には合ってるんじゃないかというようなことが言われてまして よく小学校とか小さい時に習うように8時間まではいらないにしても日本人の理想は7時間半ぐらいなのかなというのが一般的なコンセンサスではないかと思います。 じゃあ7.5時間寝れていれば健康でハッピーなのかということについてはちょっと難しい問題がありますのでまた次回以降お話ししたいと思います。
睡眠時間について ~理想的な睡眠時間~
音声のみはこちらから 睡眠時間について ~理想的な睡眠時間~ 睡眠時間の問題ですね。 睡眠時間についてはよく質問を受けます。 理想の睡眠時間はどれぐらいだというようなことですね。 結論から申し上げますと睡眠時間の理想的な時間というのはもう人それぞれ個人差が大きいということです。 睡眠について書いてあるガイドライン「睡眠障害の対応と治療」第三版2019年版にはですね睡眠時間は人それぞれ。 日中に眠気を感じなければそれで十分というふうに記載されています。 結局、日中眠くて活動できないというようなことがなければそれでその人の睡眠時間は足りているというようなことですね。 睡眠時間について面白い実験がありまして2002年、ちょっと古いんですけどもカリフォルニアのサンディエゴ校で110万人というものすごい大規模なデータが取られまして 実はそこで約7時間睡眠の方のその後の追跡調査での死亡率が一番低かったっていうふうに述べられています。 7時間睡眠が適当なのかということなんですけども実は短くなればなるほど死亡率は上がりじゃあ長ければいいのかと言いますと実は長くても死亡率が上がったということで 7時間前後を最低として長くても短くても死亡率が上がってしまったというようなデータがあります。 そこを元にしてアメリカでは7時間睡眠が一番いいのではないかというなふうに議論となっておりました。 同じような実験も日本でされてまして日本のデータでは7時間半ぐらいが日本人には合ってるんじゃないかというようなことが言われてまして よく小学校とか小さい時に習うように8時間まではいらないにしても日本人の理想は7時間半ぐらいなのかなというのが一般的なコンセンサスではないかと思います。 じゃあ7.5時間寝れていれば健康でハッピーなのかということについてはちょっと難しい問題がありますのでまた次回以降お話ししたいと思います。
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暑いときの水分補給 ~熱中症対策について~
音声のみはこちらから 暑いときの水分補給~熱中症対策について~ 暑い時の水分補給についてですねまず基本的なことがらとしまして人間の身体の水分は約60%というふうに言われています。 もう半分以上が水っていう感じですね。 赤ちゃんや幼児は80%とか70%ですしご老人になるとだいたい半分50%になるというふうに言われています。 水分は身体にとって非常になくてはならない大事な物ということでたった1%の水分減少要するに脱水ですね。それで喉が渇くっていうふうに人間はできてるわけなんです。 日常生活では喉が乾く前にこまめに水分補給をするってことが非常に大事だと言われています。 最悪でも喉が乾いたら飲みましょうってことですね。 特に夜間とかは発汗でかなりの水分を失いますので朝起きてから、水分をとるのがいいですし入浴でも意外と汗で出てしまいますのでお風呂上りの水分が美味しいっていうだけじゃなくお風呂に入る前から水分補給をするなどの方法もいいのかなというふうに思います。 暑い日の対策っていうことでお話しします。 一般に気温が30度を超えると熱中症が急に増えるということが言われています。 熱中症の初期症状としましてはめまい、ふらつき、立ちくらみさらに進行するとひどい頭痛や吐き気ですね。 それがまたさらに進行して重症になってしまうと痙攣したり意識を失ったりということで救急車を呼ぶレベルかなというふうに思います。 体重の約3%の脱水でも身体がだるくてぼんやりして運動能力が低下すると言われてますので 暑い日ふらふらしたりすると約3%の脱水があるのだなということで中等症ぐらいの症状ですので無理されないようにということが大切だと思います。 次に熱中症になりやすい方の特徴についてお話しします。 ご老人は脱水を感じにくいというふうに言われてまして喉が乾くとか気が付いた時にはすでに相当脱水が進んでるというふうに言われてますので ちょこちょこと水分補給を心がけられることがいいと思います。 熱中症でお亡くなりになられた方の80%が65歳以上ということで非常にご老人に多いということですね。 それから近年猛暑の影響で外じゃなくてもですね室内で熱中症になられる方が約40%ということで非常に多くなってますので 家の中だから大丈夫だろうって考え方はちょっと危ないのかなというふうに思います。 一般的に言われてますのは室内に温度計とか湿時計を置きまして気を配るようにしましょうということでエアコンだったり扇風機だったり除湿機だったり いろんな方法で熱中症にならないように心がけてほしいなというふうに思います。 特に夜は涼しくなるからエアコン入れないとか場合によってはちょっと電気代を節約するためにですねエアコン切っちゃったみたいなことがありますけども そういう節約で熱中症になって救急搬送されたとなっては本末転倒だと思いますので 昨今の猛暑にはちょっと注意していただきたいなというふうに思っております。 あと小さな子供さんとかですね体温調整が非常に上手くまだ働いてませんので熱中症になりやすいですし 普段、運動経験のない方は汗をかく能力ですね汗腺の能力が落ちてますのですぐに熱中症になりやすいということで 暑くなった初期とかに熱中症が多くなるのもそういった理由からです。 暑い時の水分補給ということで通常時と同じように喉の渇きが起こる前に摂ったほうがいいんですけども...
暑いときの水分補給 ~熱中症対策について~
音声のみはこちらから 暑いときの水分補給~熱中症対策について~ 暑い時の水分補給についてですねまず基本的なことがらとしまして人間の身体の水分は約60%というふうに言われています。 もう半分以上が水っていう感じですね。 赤ちゃんや幼児は80%とか70%ですしご老人になるとだいたい半分50%になるというふうに言われています。 水分は身体にとって非常になくてはならない大事な物ということでたった1%の水分減少要するに脱水ですね。それで喉が渇くっていうふうに人間はできてるわけなんです。 日常生活では喉が乾く前にこまめに水分補給をするってことが非常に大事だと言われています。 最悪でも喉が乾いたら飲みましょうってことですね。 特に夜間とかは発汗でかなりの水分を失いますので朝起きてから、水分をとるのがいいですし入浴でも意外と汗で出てしまいますのでお風呂上りの水分が美味しいっていうだけじゃなくお風呂に入る前から水分補給をするなどの方法もいいのかなというふうに思います。 暑い日の対策っていうことでお話しします。 一般に気温が30度を超えると熱中症が急に増えるということが言われています。 熱中症の初期症状としましてはめまい、ふらつき、立ちくらみさらに進行するとひどい頭痛や吐き気ですね。 それがまたさらに進行して重症になってしまうと痙攣したり意識を失ったりということで救急車を呼ぶレベルかなというふうに思います。 体重の約3%の脱水でも身体がだるくてぼんやりして運動能力が低下すると言われてますので 暑い日ふらふらしたりすると約3%の脱水があるのだなということで中等症ぐらいの症状ですので無理されないようにということが大切だと思います。 次に熱中症になりやすい方の特徴についてお話しします。 ご老人は脱水を感じにくいというふうに言われてまして喉が乾くとか気が付いた時にはすでに相当脱水が進んでるというふうに言われてますので ちょこちょこと水分補給を心がけられることがいいと思います。 熱中症でお亡くなりになられた方の80%が65歳以上ということで非常にご老人に多いということですね。 それから近年猛暑の影響で外じゃなくてもですね室内で熱中症になられる方が約40%ということで非常に多くなってますので 家の中だから大丈夫だろうって考え方はちょっと危ないのかなというふうに思います。 一般的に言われてますのは室内に温度計とか湿時計を置きまして気を配るようにしましょうということでエアコンだったり扇風機だったり除湿機だったり いろんな方法で熱中症にならないように心がけてほしいなというふうに思います。 特に夜は涼しくなるからエアコン入れないとか場合によってはちょっと電気代を節約するためにですねエアコン切っちゃったみたいなことがありますけども そういう節約で熱中症になって救急搬送されたとなっては本末転倒だと思いますので 昨今の猛暑にはちょっと注意していただきたいなというふうに思っております。 あと小さな子供さんとかですね体温調整が非常に上手くまだ働いてませんので熱中症になりやすいですし 普段、運動経験のない方は汗をかく能力ですね汗腺の能力が落ちてますのですぐに熱中症になりやすいということで 暑くなった初期とかに熱中症が多くなるのもそういった理由からです。 暑い時の水分補給ということで通常時と同じように喉の渇きが起こる前に摂ったほうがいいんですけども...
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何科を受診すれば良いのか分からないのですが…
音声のみはこちらから 何科を受診すれば良いのか分からないのですが… 症状によってどの科を受診したらいいのか分からないという方、非常にたくさんおられます。私もよく相談を受けます。 医師法第七十条なんですけども院外表示可能な診療科っていうのはもともと3838もありまして それがまた細分化可能になったってことで分かりやすい細かい表示ができるようになったんですね。 消化器内科とか、血液内科とか心臓内科とかは非常に分かりやすいと思うんですが代謝内科とか頭頸部外科とか何をしているのかさっぱり分からないという声もよく聞きます。 本当に自分が細分化されたばっかりに自分が行ったらいいベストな「科」が非常に分かりにくいというそういう本末転倒な問題も起きてます。 私が思う一番いいのは以前、病院とか医者の選び方でお話ししましたが かかりつけ医の先生で気心の知れた先生がいらっしゃれば先生に症状を言って紹介状と言いますか診療情報提供書と言うんですけども そこそこ大きな病院はないと初診すら診ていただけないところが多いですので紹介状が必要な場合っていうのもかかりつけの先生にお願いするというのが一番の王道なのかなと思います。 とはいっても急な時にかかりつけ医の先生が不在であるだとか夜中であるだとか困った場合があると思いますのでそういう時にはどうするか、なんですね。 本当に困った場合は救急車を呼ぶしかないと思うんですけどもそうではない場合ですね そこそこ大きな病院の総合診療案内所にはベテランの看護師さんであったりベテランの事務員さんであったり症状を聞いて診療科を振り分けてくださる方がおられるところが多いと思いますのでそういうところを利用するのも一つの良い方法だと思います。 何に掛かったらいいのか分からないというNHKの「総合診療科ドクターG」のような流行った番組もありますけども 総合診療科とか総合診療内科と呼ばれるところでどんな症状であっても診ますよっていう診療科が置いてある病院がいくつかありますのでそういうところを尋ねられるというのも一つの良い方法だと思います。 例えば頭が痛い、喉も痛い胸も痛いっていう時に通常であれば頭も診てもらって喉診てもらって胸も診てもらうなんですが その三つが全て一つの原因から起こっているという場合はなかなかバラバラの診療科にかかっていると原因が特定されずに右往左往するってこともありますので そういう意味でも総合診療医の先生の実力をお借りするというのも一つの方法かなと思います。 ご自身で診れないと判断されたらすぐに適切な診療科に回してくださいますのでそういう方法も一つの方法ですね。 最近ネットでも検索できるようになりましたので症状入力すると大体行ったらいい「科」が表示されるという非常に細かったり詳しくはないですけども当たらずとも遠からずのようなソフトもありますのでそれも一つですね。 あと費用はかかってしまいますけどもドクターが直接対応してくれるようなサービスもあります。 よく読まないとかなり高額だったりしますのであと診断をつけてくれたりですね処方箋を出してくれたりはできませんのでそういうところもよく調べられた上で利用されるのはまあいいかなと思います。 オンライン診療この新型コロナ禍で特例法がありまして初診の方でもオンライン診療で診てもいいですよというふうな制度になってますのでただひやかしだとかを防ぐために 免許証なりマイナンバーカードなり身分を証明するものを登録すること保険証、有効な保険証があるというようなことを登録した上で診てもらえるっていう制度がありますので その場合一週間に限って投薬も可能となってますのでただ必ずしも完結するわけでなく 実際に診療しないと判断がつかないというような場合は「来てください」と言われるケースがありますので オンライン診療といえども近くの行ける通院可能な距離にあるところで見つけられるのがいいのかなと思います。
何科を受診すれば良いのか分からないのですが…
音声のみはこちらから 何科を受診すれば良いのか分からないのですが… 症状によってどの科を受診したらいいのか分からないという方、非常にたくさんおられます。私もよく相談を受けます。 医師法第七十条なんですけども院外表示可能な診療科っていうのはもともと3838もありまして それがまた細分化可能になったってことで分かりやすい細かい表示ができるようになったんですね。 消化器内科とか、血液内科とか心臓内科とかは非常に分かりやすいと思うんですが代謝内科とか頭頸部外科とか何をしているのかさっぱり分からないという声もよく聞きます。 本当に自分が細分化されたばっかりに自分が行ったらいいベストな「科」が非常に分かりにくいというそういう本末転倒な問題も起きてます。 私が思う一番いいのは以前、病院とか医者の選び方でお話ししましたが かかりつけ医の先生で気心の知れた先生がいらっしゃれば先生に症状を言って紹介状と言いますか診療情報提供書と言うんですけども そこそこ大きな病院はないと初診すら診ていただけないところが多いですので紹介状が必要な場合っていうのもかかりつけの先生にお願いするというのが一番の王道なのかなと思います。 とはいっても急な時にかかりつけ医の先生が不在であるだとか夜中であるだとか困った場合があると思いますのでそういう時にはどうするか、なんですね。 本当に困った場合は救急車を呼ぶしかないと思うんですけどもそうではない場合ですね そこそこ大きな病院の総合診療案内所にはベテランの看護師さんであったりベテランの事務員さんであったり症状を聞いて診療科を振り分けてくださる方がおられるところが多いと思いますのでそういうところを利用するのも一つの良い方法だと思います。 何に掛かったらいいのか分からないというNHKの「総合診療科ドクターG」のような流行った番組もありますけども 総合診療科とか総合診療内科と呼ばれるところでどんな症状であっても診ますよっていう診療科が置いてある病院がいくつかありますのでそういうところを尋ねられるというのも一つの良い方法だと思います。 例えば頭が痛い、喉も痛い胸も痛いっていう時に通常であれば頭も診てもらって喉診てもらって胸も診てもらうなんですが その三つが全て一つの原因から起こっているという場合はなかなかバラバラの診療科にかかっていると原因が特定されずに右往左往するってこともありますので そういう意味でも総合診療医の先生の実力をお借りするというのも一つの方法かなと思います。 ご自身で診れないと判断されたらすぐに適切な診療科に回してくださいますのでそういう方法も一つの方法ですね。 最近ネットでも検索できるようになりましたので症状入力すると大体行ったらいい「科」が表示されるという非常に細かったり詳しくはないですけども当たらずとも遠からずのようなソフトもありますのでそれも一つですね。 あと費用はかかってしまいますけどもドクターが直接対応してくれるようなサービスもあります。 よく読まないとかなり高額だったりしますのであと診断をつけてくれたりですね処方箋を出してくれたりはできませんのでそういうところもよく調べられた上で利用されるのはまあいいかなと思います。 オンライン診療この新型コロナ禍で特例法がありまして初診の方でもオンライン診療で診てもいいですよというふうな制度になってますのでただひやかしだとかを防ぐために 免許証なりマイナンバーカードなり身分を証明するものを登録すること保険証、有効な保険証があるというようなことを登録した上で診てもらえるっていう制度がありますので その場合一週間に限って投薬も可能となってますのでただ必ずしも完結するわけでなく 実際に診療しないと判断がつかないというような場合は「来てください」と言われるケースがありますので オンライン診療といえども近くの行ける通院可能な距離にあるところで見つけられるのがいいのかなと思います。
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冷え性について
音声のみはこちらから 冷え性について 冷え性についてですね 冷え性は特に女性の方に多いっていうイメージがあるかと思うんですが実は男性の方も冷え性で悩んでいらっしゃる方たくさんいらっしゃいまして男性も女性も冷え性に悩んでるかなり数が多いと思います。 冷え性の原因と対策についてちょっと分かっていることをお話ししたいと思います。 まず身体は熱を産生するわけですけども冷え性の原因の大きなものとして熱量が足りない熱が足りないっていうことが挙げられます。 特に女性の場合は筋肉量が少ないですのでまあ熱が少ないと。 人間何もしなくても燃えているという基礎代謝の部分ですね6割から7割の熱量が基礎代謝と言われてますので その基礎代謝の中でも筋肉に4割ぐらい熱を産生する能力がありますので筋量が少ないとやはり熱としてできる量が少ないということで 特にダイエット中の女性だとか無理なダイエットで筋力、筋肉落としてしまうと熱が出ないということで熱量不足が大きいと思います。 次に身体に熱を運ぶ血管の問題についてもお話します。 ストレス社会ですのですごくストレス過多になってしまうとどうしても体の隅々まで熱が行き渡らないということがありますので ストレスによる体調不良による交感神経の過敏による血管収縮ですね。 血管が細くなって血流が充分行き渡らないということでよく血の巡りが悪いっていう風に表現されると思うんですけど血液が熱を充分運ばないということで ホルモンの乱れ、女性は先ほどの熱量産生以外にも月経の問題がありますので通常月に1回ホルモンバランスが崩れるわけですね。そういうデメリットもあると思います。 特に閉経後の女性っていうのはかなりホルモンバランスが悪くなってしまいますのでそれまで冷え性感じられなかった女性の方も突然すごく冷え性に悩まれるっていうそういう問題もあります。 血管の問題ですね。ストレスだったりホルモンバランスだったり運動不足で血液が巡らないという問題もあると思うんですけども 本当に血管の異常、細くてですね病気で細くて動脈硬化で血の巡りが悪いという場合もありますので これからお話しする対策とかを多少試されても全然良くならないとか冷え以外に痛みがあるとかいうような場合は他の病気の可能性もありますのでちょっとその辺は注意が必要かと思います。 あとは血管の問題以外にですねせっかく末梢まで届いた熱が体質であったりあとは冷たい飲み物ばかり飲んでるとかいうことで失ってしまう、放熱してしまうという だいたい大きくは3つぐらいの原因があると思います。 熱量産生が少ない熱が運ばれないせっかく運んでも失ってしまうそのようなところに気をつけて対策されたらいいと思います。 ということでの対策なんですけどもまぁやはり「やっぱりそれかよ」っていうような筋肉をつけましょうっていうような、 適度な運動でも血液のめぐりも良くなりますし少々負荷のかかる運動でしたら筋肉もつきますので多少筋肉がつくような運動習慣っていうのをつけられたらいいと思います。 特に言われてますのはおへそから下ですね。下半身の部分に全身の筋肉の7割ぐらいが集中してますので一生懸命上半身を鍛えるよりは下半身を鍛えた方が効率がいいですので 駅の階段は頑張って登るすぐにエスカレーターに乗らないだとかちょっと下半身を鍛える。 歩くスピードが遅くならないご高齢者は長生きだっていう結果もありますのでそういうためにも健脚で居続けるっていうことが冷えも防ぐ、冷えも改善するっていうようなことかと思います。 あとタバコとかですね手の平を出したままタバコを吸うとサーモグラフィーで真っ青になるようなよくやってるんですけども ニコチンはものすごく血管を収縮しますのでタバコを吸われてる方はその時だけでなく動脈硬化が進んだりとか良い効果はあんまりないと思いますのでちょっと喫煙者の冷えに関しては注意が必要かなと思います。 筋肉の他に今度は末梢に血液を運ぶ自律神経の問題で副交感神経と交感神経のこのお互いのバランスを保つということで...
冷え性について
音声のみはこちらから 冷え性について 冷え性についてですね 冷え性は特に女性の方に多いっていうイメージがあるかと思うんですが実は男性の方も冷え性で悩んでいらっしゃる方たくさんいらっしゃいまして男性も女性も冷え性に悩んでるかなり数が多いと思います。 冷え性の原因と対策についてちょっと分かっていることをお話ししたいと思います。 まず身体は熱を産生するわけですけども冷え性の原因の大きなものとして熱量が足りない熱が足りないっていうことが挙げられます。 特に女性の場合は筋肉量が少ないですのでまあ熱が少ないと。 人間何もしなくても燃えているという基礎代謝の部分ですね6割から7割の熱量が基礎代謝と言われてますので その基礎代謝の中でも筋肉に4割ぐらい熱を産生する能力がありますので筋量が少ないとやはり熱としてできる量が少ないということで 特にダイエット中の女性だとか無理なダイエットで筋力、筋肉落としてしまうと熱が出ないということで熱量不足が大きいと思います。 次に身体に熱を運ぶ血管の問題についてもお話します。 ストレス社会ですのですごくストレス過多になってしまうとどうしても体の隅々まで熱が行き渡らないということがありますので ストレスによる体調不良による交感神経の過敏による血管収縮ですね。 血管が細くなって血流が充分行き渡らないということでよく血の巡りが悪いっていう風に表現されると思うんですけど血液が熱を充分運ばないということで ホルモンの乱れ、女性は先ほどの熱量産生以外にも月経の問題がありますので通常月に1回ホルモンバランスが崩れるわけですね。そういうデメリットもあると思います。 特に閉経後の女性っていうのはかなりホルモンバランスが悪くなってしまいますのでそれまで冷え性感じられなかった女性の方も突然すごく冷え性に悩まれるっていうそういう問題もあります。 血管の問題ですね。ストレスだったりホルモンバランスだったり運動不足で血液が巡らないという問題もあると思うんですけども 本当に血管の異常、細くてですね病気で細くて動脈硬化で血の巡りが悪いという場合もありますので これからお話しする対策とかを多少試されても全然良くならないとか冷え以外に痛みがあるとかいうような場合は他の病気の可能性もありますのでちょっとその辺は注意が必要かと思います。 あとは血管の問題以外にですねせっかく末梢まで届いた熱が体質であったりあとは冷たい飲み物ばかり飲んでるとかいうことで失ってしまう、放熱してしまうという だいたい大きくは3つぐらいの原因があると思います。 熱量産生が少ない熱が運ばれないせっかく運んでも失ってしまうそのようなところに気をつけて対策されたらいいと思います。 ということでの対策なんですけどもまぁやはり「やっぱりそれかよ」っていうような筋肉をつけましょうっていうような、 適度な運動でも血液のめぐりも良くなりますし少々負荷のかかる運動でしたら筋肉もつきますので多少筋肉がつくような運動習慣っていうのをつけられたらいいと思います。 特に言われてますのはおへそから下ですね。下半身の部分に全身の筋肉の7割ぐらいが集中してますので一生懸命上半身を鍛えるよりは下半身を鍛えた方が効率がいいですので 駅の階段は頑張って登るすぐにエスカレーターに乗らないだとかちょっと下半身を鍛える。 歩くスピードが遅くならないご高齢者は長生きだっていう結果もありますのでそういうためにも健脚で居続けるっていうことが冷えも防ぐ、冷えも改善するっていうようなことかと思います。 あとタバコとかですね手の平を出したままタバコを吸うとサーモグラフィーで真っ青になるようなよくやってるんですけども ニコチンはものすごく血管を収縮しますのでタバコを吸われてる方はその時だけでなく動脈硬化が進んだりとか良い効果はあんまりないと思いますのでちょっと喫煙者の冷えに関しては注意が必要かなと思います。 筋肉の他に今度は末梢に血液を運ぶ自律神経の問題で副交感神経と交感神経のこのお互いのバランスを保つということで...
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病院 ~重い病名を告げられた時~
音声のみはこちらから 病院 ~重い病名を告げられた時~ 重い病気を期せずして告げられた時患者さんの取るべき態度とか対応ということですね。 非常に難しい問題だと思います。私が思う取るべき対応についてお話しする前に医師の側としてどういう気持ちで患者さんにお伝えしてるのかっていうのを聞いて参考にしていただいてから決めていただきたいなと思うんですが 医師の側としても非常に重い病気ですねそれが重い病気であっても手術で完治、根治と言いますか手術すれば治ってしまうような病気の場合は比較的お伝えする気持ちも楽なんですけども 非常に転移がたくさんあってもう先が見えないようなそういう重い状態をお伝えするっていう時は私たちの側としても非常にどんよりとした暗い気持ちになるんですね。 やむなくお伝えしなきゃいけないですから重々しくお伝えしてしまうと必要以上に暗さを感じてとられてもう先の見えないような暗い伝わり方をして非常にショックを受けられるっていう期せずしてそういうことになるケースもありますし そういうことを経験してあまり重々しくないように淡々と事実のみをお伝えするってなった時にこれまたあの受け取られる側の問題でもあると思うんですが すごくあっさりとさらっと大変なことを告白、告知されて非常に冷たく心無い医者だなっていう風に感じたって捉えられる場合もあると 結局はどういう伝え方をしても辛いことでありますのでまあ何と言いますか厳しい捉えられ方になってしまうっていうことを経験します。 アメリカっていますか海外の話をちょっと例として挟みますと海外では重い病気をご本人にさくっと伝えないと訴えられることが多いって言いますかまぁほぼ間違いなく訴えられおそらく裁判で負けるっていうことになってしまいます。 それはもしそのご本人がそういう事実いついつまでに身体活動ができないほど弱ってしまうだとか命がまぁ終わってしまうだとかいうことを告げられたとすればその期間に私はこんなことができたのに知らなかった故にできなかったっていうようなそういう機会損失と言いますかそういうことが非常に問題となって裁判では負けてしまうんですね。 ということで医者の側は外来であっさりとあなたはどこどこ癌ですよってだいたい手術しても5年生存率は60%ぐらいですねなんてあっさり言われてしまうと。向こうの方々もそういうのには慣れてるというかまぁそういう現状があります。 ちなみに私アメリカに留学してる時の隣の研究室で留学していた日本人研究者の方もちょっとある癌になられまして外来受診したらあっさりと癌ですよって告知され何と言いますか遠い異国の地で抗がん剤治療を受けてたっていうちょっと辛い思い出がある方を知ってます。 幸い完治されたっていう風にお聞きはしてるんですけどもそれでそういう海外の例も踏まえて私たち医師としては重い病気であっても希望を無くさないようなただごまかすのではなく正確に病名を伝えたいっていうふうには思ってるんですね。 だいたい外来に来られる方ってよっぽど足腰悪い方以外はお一人で来られることが多いのでお一人で来られた外来に言葉を選びながらこんな病気が予想されてこんな感じですよってお伝えするんですけども そうすると日本の場合は大体あのご家族からお叱りの電話だったりクレームを受けることが多いんですね。家に帰ってきたらこんな風に言ってるんですが非常にあの落ち込んでみたいな感じで怒られちゃいますので こちらもお伝えする時に慎重になってですねご家族と一緒に説明したいので来てくださいっていうようなどうしてもそんな対応にならざる得ないっていうのが現状です。 この問題を考えるのにあたって難しいと思うんですけども日本人独特の文化と言いますか精神構造なんでしょうか 否定はしませんけども本人の病気なのに家族だけ知ってる本人が悲しむから本人に伝えないでほしいだとかそういうケースが非常に多いので今一度考えてみて欲しいんですけども 自分自身のことなので自分として本当に真実を知っておきたいのか真実を知ったらできることはあるのかないのかそういうことを考えて告げられたくない重い病気を告げられる時の対応っていうのをご自分自身で決められるって言う事シミュレーションしておかれるのがいいんじゃないかなと。 ご家族との関わりもどうするのか自分が非常に厳しいこと言われた時に家族、奥さんになりご主人になり子供さんなりにどうなのっていうようなそういうの話すそういう機会っていうのも設けておいた方がいいんじゃないかなっていうふうに思います。 私自身は入院患者さん持ってる時に重い癌の方何人も持ったことあるんですけどもご本人には告げないでくれって言うのでご家族だけが病状を知ってるっていうご家族は患者さんのことを思い告げないようにしてると。 患者さん自身はなんとなく気づいてるんだけど家族のことを思い家族にも主治医の方にも病状を聞かないようにしてる。明らかに知ってる節があるんですね 果たしてそれは幸せなのかなどうかなということを感じる場面が多々ありましたので欧米なみにさらっと行くところまではなかなかまだ行かないと思うんですけども 大事な問題として家族内で共有して身の振り方と言うかそういうことを聞いた時にどんなふうにするのかなっていうのを決められてから行くと医師とのすれ違いも少なくてすむのかなっていう風に思います。 医者の選び方にも関係するとこなんですけども自分の主治医と良い関係が出来てると例えば先生にあの悪い病気だった時は隠さずにサクッと言ってねみたいな感じでお伝えしておくと話もしやすいと思いますので 良い主治医の先生とめぐり逢い信頼のおける関係を構築しておくっていうのが重い病気を告げられた時にもその先は親身になって診てもらえるっていうひとつの良い方法じゃないのかなっていうふうに思っています。
病院 ~重い病名を告げられた時~
音声のみはこちらから 病院 ~重い病名を告げられた時~ 重い病気を期せずして告げられた時患者さんの取るべき態度とか対応ということですね。 非常に難しい問題だと思います。私が思う取るべき対応についてお話しする前に医師の側としてどういう気持ちで患者さんにお伝えしてるのかっていうのを聞いて参考にしていただいてから決めていただきたいなと思うんですが 医師の側としても非常に重い病気ですねそれが重い病気であっても手術で完治、根治と言いますか手術すれば治ってしまうような病気の場合は比較的お伝えする気持ちも楽なんですけども 非常に転移がたくさんあってもう先が見えないようなそういう重い状態をお伝えするっていう時は私たちの側としても非常にどんよりとした暗い気持ちになるんですね。 やむなくお伝えしなきゃいけないですから重々しくお伝えしてしまうと必要以上に暗さを感じてとられてもう先の見えないような暗い伝わり方をして非常にショックを受けられるっていう期せずしてそういうことになるケースもありますし そういうことを経験してあまり重々しくないように淡々と事実のみをお伝えするってなった時にこれまたあの受け取られる側の問題でもあると思うんですが すごくあっさりとさらっと大変なことを告白、告知されて非常に冷たく心無い医者だなっていう風に感じたって捉えられる場合もあると 結局はどういう伝え方をしても辛いことでありますのでまあ何と言いますか厳しい捉えられ方になってしまうっていうことを経験します。 アメリカっていますか海外の話をちょっと例として挟みますと海外では重い病気をご本人にさくっと伝えないと訴えられることが多いって言いますかまぁほぼ間違いなく訴えられおそらく裁判で負けるっていうことになってしまいます。 それはもしそのご本人がそういう事実いついつまでに身体活動ができないほど弱ってしまうだとか命がまぁ終わってしまうだとかいうことを告げられたとすればその期間に私はこんなことができたのに知らなかった故にできなかったっていうようなそういう機会損失と言いますかそういうことが非常に問題となって裁判では負けてしまうんですね。 ということで医者の側は外来であっさりとあなたはどこどこ癌ですよってだいたい手術しても5年生存率は60%ぐらいですねなんてあっさり言われてしまうと。向こうの方々もそういうのには慣れてるというかまぁそういう現状があります。 ちなみに私アメリカに留学してる時の隣の研究室で留学していた日本人研究者の方もちょっとある癌になられまして外来受診したらあっさりと癌ですよって告知され何と言いますか遠い異国の地で抗がん剤治療を受けてたっていうちょっと辛い思い出がある方を知ってます。 幸い完治されたっていう風にお聞きはしてるんですけどもそれでそういう海外の例も踏まえて私たち医師としては重い病気であっても希望を無くさないようなただごまかすのではなく正確に病名を伝えたいっていうふうには思ってるんですね。 だいたい外来に来られる方ってよっぽど足腰悪い方以外はお一人で来られることが多いのでお一人で来られた外来に言葉を選びながらこんな病気が予想されてこんな感じですよってお伝えするんですけども そうすると日本の場合は大体あのご家族からお叱りの電話だったりクレームを受けることが多いんですね。家に帰ってきたらこんな風に言ってるんですが非常にあの落ち込んでみたいな感じで怒られちゃいますので こちらもお伝えする時に慎重になってですねご家族と一緒に説明したいので来てくださいっていうようなどうしてもそんな対応にならざる得ないっていうのが現状です。 この問題を考えるのにあたって難しいと思うんですけども日本人独特の文化と言いますか精神構造なんでしょうか 否定はしませんけども本人の病気なのに家族だけ知ってる本人が悲しむから本人に伝えないでほしいだとかそういうケースが非常に多いので今一度考えてみて欲しいんですけども 自分自身のことなので自分として本当に真実を知っておきたいのか真実を知ったらできることはあるのかないのかそういうことを考えて告げられたくない重い病気を告げられる時の対応っていうのをご自分自身で決められるって言う事シミュレーションしておかれるのがいいんじゃないかなと。 ご家族との関わりもどうするのか自分が非常に厳しいこと言われた時に家族、奥さんになりご主人になり子供さんなりにどうなのっていうようなそういうの話すそういう機会っていうのも設けておいた方がいいんじゃないかなっていうふうに思います。 私自身は入院患者さん持ってる時に重い癌の方何人も持ったことあるんですけどもご本人には告げないでくれって言うのでご家族だけが病状を知ってるっていうご家族は患者さんのことを思い告げないようにしてると。 患者さん自身はなんとなく気づいてるんだけど家族のことを思い家族にも主治医の方にも病状を聞かないようにしてる。明らかに知ってる節があるんですね 果たしてそれは幸せなのかなどうかなということを感じる場面が多々ありましたので欧米なみにさらっと行くところまではなかなかまだ行かないと思うんですけども 大事な問題として家族内で共有して身の振り方と言うかそういうことを聞いた時にどんなふうにするのかなっていうのを決められてから行くと医師とのすれ違いも少なくてすむのかなっていう風に思います。 医者の選び方にも関係するとこなんですけども自分の主治医と良い関係が出来てると例えば先生にあの悪い病気だった時は隠さずにサクッと言ってねみたいな感じでお伝えしておくと話もしやすいと思いますので 良い主治医の先生とめぐり逢い信頼のおける関係を構築しておくっていうのが重い病気を告げられた時にもその先は親身になって診てもらえるっていうひとつの良い方法じゃないのかなっていうふうに思っています。
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サプリメントの選び方
音声のみはこちらから サプリメントの選び方 よく質問があるところなんですけどサプリメントの選び方ですね サプリメントはそもそもがサプリメントっていう名前そのものが補助的な物、補うものということですので 主食がいい加減で、サプリメントを飲んでればいいっていうものじゃありませんので。やっぱり主食副食のバランスをしっかり、サプリメントに書いてありますよね。 ご自分に足りないものはどうやって選ぶかというところだと思うんですが 私もそうなんですけどもどうしてもコンビニが多くなってしまう時に生野菜だったり、ビタミン、ミネラル不足に陥りやすいですので一般的にはマルチビタミンのサプリメントだとか微量元素の入ってるミネラルの入ってるようなものを選ぶのが無難なのかな、という風に思います。 難しいのは実はサプリメントは効能効果をうたっちゃいけませんので 話がちょっとそれますけども日本はサプリメント後進国で諸外国に比べて何に効くサプリメントだって効能、効果をうたっちゃいけませんので全く何に効くのか分からない その中でも各社工夫して膝が痛いような絵を描いて「ウッ!」とか腰が痛いような絵を描いて「ウッ!」とかやってますけどもどこを読んでも腰痛に効くとかは書いてないんですね 膝の調子の悪いあなたへ、みたいな結局非常に膝に効く成分が入っていてもサプリメント自身が医薬品じゃないので宣伝できないのでそこのところが非常に一般の方選ぶのが難しい状態なのかなと思います まずはマルチビタミン、ミネラルが入っているようなものが一番無難なのですがそこからご自分に合う、ぴったりなのはどうかっていうのは、人それぞれですので 検診結果のデータを専門家に診てもらったりしない限りはご自分で自分の足りないものに気づくというのは至難の技じゃないのかなという風にどうしても思ってしまいます 不必要なものだったり重なってるものだったりを飲んだりしますと補うものですから、それだけで十分なものじゃないのでサプリメントを何種類も飲んでるって言うような方は非常にもったいないのかなという印象になります。 答えになっていないんですが一般的にはマルチビタミン、ミネラル程度が無難なのかな 単品の成分に関してはちょっとよくよく考えないとご自分に合ってない可能性がある あとは試しに飲んでみて、調子がどうなのかというのは手取り早い判断にはなると思うんですがまずは1か月、できれば3ヶ月飲んでみて体調の変化がどうなのかっていう判断されるのは一つの方法だと思うんですが サプリメントのアドバイザーだったり、サプリメントを専門に進めてくれるようなクリニックがあったりしますので上手に利用して、カモにされないように、上手にご自分に足りないものを調べてもらうというのが一番いい方法なのかな、と思います
サプリメントの選び方
音声のみはこちらから サプリメントの選び方 よく質問があるところなんですけどサプリメントの選び方ですね サプリメントはそもそもがサプリメントっていう名前そのものが補助的な物、補うものということですので 主食がいい加減で、サプリメントを飲んでればいいっていうものじゃありませんので。やっぱり主食副食のバランスをしっかり、サプリメントに書いてありますよね。 ご自分に足りないものはどうやって選ぶかというところだと思うんですが 私もそうなんですけどもどうしてもコンビニが多くなってしまう時に生野菜だったり、ビタミン、ミネラル不足に陥りやすいですので一般的にはマルチビタミンのサプリメントだとか微量元素の入ってるミネラルの入ってるようなものを選ぶのが無難なのかな、という風に思います。 難しいのは実はサプリメントは効能効果をうたっちゃいけませんので 話がちょっとそれますけども日本はサプリメント後進国で諸外国に比べて何に効くサプリメントだって効能、効果をうたっちゃいけませんので全く何に効くのか分からない その中でも各社工夫して膝が痛いような絵を描いて「ウッ!」とか腰が痛いような絵を描いて「ウッ!」とかやってますけどもどこを読んでも腰痛に効くとかは書いてないんですね 膝の調子の悪いあなたへ、みたいな結局非常に膝に効く成分が入っていてもサプリメント自身が医薬品じゃないので宣伝できないのでそこのところが非常に一般の方選ぶのが難しい状態なのかなと思います まずはマルチビタミン、ミネラルが入っているようなものが一番無難なのですがそこからご自分に合う、ぴったりなのはどうかっていうのは、人それぞれですので 検診結果のデータを専門家に診てもらったりしない限りはご自分で自分の足りないものに気づくというのは至難の技じゃないのかなという風にどうしても思ってしまいます 不必要なものだったり重なってるものだったりを飲んだりしますと補うものですから、それだけで十分なものじゃないのでサプリメントを何種類も飲んでるって言うような方は非常にもったいないのかなという印象になります。 答えになっていないんですが一般的にはマルチビタミン、ミネラル程度が無難なのかな 単品の成分に関してはちょっとよくよく考えないとご自分に合ってない可能性がある あとは試しに飲んでみて、調子がどうなのかというのは手取り早い判断にはなると思うんですがまずは1か月、できれば3ヶ月飲んでみて体調の変化がどうなのかっていう判断されるのは一つの方法だと思うんですが サプリメントのアドバイザーだったり、サプリメントを専門に進めてくれるようなクリニックがあったりしますので上手に利用して、カモにされないように、上手にご自分に足りないものを調べてもらうというのが一番いい方法なのかな、と思います
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男性の肌の手入れについて
【男性の肌の手入れについて】 男性は何と言ってもひげがあるっていうのが最大のマイナス要素ですね プラス、紫外線に無頓着って大体この二つが言われてまして 髭剃りはもう皆さんが結構いろんな方法で髭剃られると思いますけど朝の時間のない時に髭を剃る乾いたまま、ドライのままシェーバでゴリゴリ剃るだとか、 クリーム塗って散髪屋さんとかでやるように本当はあったかくして柔らかくして剃ればいいんでしょうけど、朝そんな時間がないから泡つけたらそのまま剃っちゃうみたいな。 髭が剃れるだけじゃなくて周りの皮膚も一緒に剃れちゃってますので男性は髭剃りの時に肌を痛めつけまくっている そのまま、そんなに化粧水塗ったり乳液塗ったりする人もあんまり少ないかなと思いますので比較的乾燥しやすい 女性に比べて男性乾燥肌の方が多いって言われていますね。プラス、紫外線に無頓着で 自分自身は一生懸命の日焼け止めを塗るようには気をつけてるんですけども日焼け止めが化粧台の前にあっても私も忘れますのでましてやその辺気をつけてない方は紫外線の害っていうのほとんど気にされてないんじゃないかな、と。 光の老化、光老化って言って紫外線は非常に深いシワを作る老化の酸化ストレスのひとつですので紫外線対策を実は男性も女性と同様にしたほうがいい。 髭、紫外線、無頓着すぎるので化粧品うんぬんの前にここを何とかしましょうっていう一番のことじゃないかな、と思います。
男性の肌の手入れについて
【男性の肌の手入れについて】 男性は何と言ってもひげがあるっていうのが最大のマイナス要素ですね プラス、紫外線に無頓着って大体この二つが言われてまして 髭剃りはもう皆さんが結構いろんな方法で髭剃られると思いますけど朝の時間のない時に髭を剃る乾いたまま、ドライのままシェーバでゴリゴリ剃るだとか、 クリーム塗って散髪屋さんとかでやるように本当はあったかくして柔らかくして剃ればいいんでしょうけど、朝そんな時間がないから泡つけたらそのまま剃っちゃうみたいな。 髭が剃れるだけじゃなくて周りの皮膚も一緒に剃れちゃってますので男性は髭剃りの時に肌を痛めつけまくっている そのまま、そんなに化粧水塗ったり乳液塗ったりする人もあんまり少ないかなと思いますので比較的乾燥しやすい 女性に比べて男性乾燥肌の方が多いって言われていますね。プラス、紫外線に無頓着で 自分自身は一生懸命の日焼け止めを塗るようには気をつけてるんですけども日焼け止めが化粧台の前にあっても私も忘れますのでましてやその辺気をつけてない方は紫外線の害っていうのほとんど気にされてないんじゃないかな、と。 光の老化、光老化って言って紫外線は非常に深いシワを作る老化の酸化ストレスのひとつですので紫外線対策を実は男性も女性と同様にしたほうがいい。 髭、紫外線、無頓着すぎるので化粧品うんぬんの前にここを何とかしましょうっていう一番のことじゃないかな、と思います。
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表情の豊かさから感じられるアンチエイジング
【表情の豊かさから感じられるアンチエイジング】 表情の切り口、非常に難しいと思うんですが老化にともなって誰しも笑わなくなっていきます。 少々のことでは面白くないので笑わない。だんだん寝ても覚めても仕事の事ばっかり考えているとだんだん表情が硬くなる、ということですね。 フェイストレーニングで表情筋を柔らかくしましょう、だとかそういう方法も一つありますし時々面白いことを思い出してにっこり笑うっていうのもいいでしょうし それも自律神経に関係してるっていう著名な先生も仰ってますけども面白いから笑うもありなんですが笑うからストレスが減る。 いつもニコニコしてましょうという面白くなくてもにっこり笑うっていうところからストレスを減らせるということが分かってますので両方ですよね。 時々顔を動かして、老化を避けるために表情筋のトレーニングをしたり変顔したりして、フェイストレーニングをネットで見つけてやってみる。 表情筋を硬くしないという老化防止の方法と心の中から笑うことによってストレスを軽減させる幸せホルモン出すっていう両面から攻めていくといいかなと思います。
表情の豊かさから感じられるアンチエイジング
【表情の豊かさから感じられるアンチエイジング】 表情の切り口、非常に難しいと思うんですが老化にともなって誰しも笑わなくなっていきます。 少々のことでは面白くないので笑わない。だんだん寝ても覚めても仕事の事ばっかり考えているとだんだん表情が硬くなる、ということですね。 フェイストレーニングで表情筋を柔らかくしましょう、だとかそういう方法も一つありますし時々面白いことを思い出してにっこり笑うっていうのもいいでしょうし それも自律神経に関係してるっていう著名な先生も仰ってますけども面白いから笑うもありなんですが笑うからストレスが減る。 いつもニコニコしてましょうという面白くなくてもにっこり笑うっていうところからストレスを減らせるということが分かってますので両方ですよね。 時々顔を動かして、老化を避けるために表情筋のトレーニングをしたり変顔したりして、フェイストレーニングをネットで見つけてやってみる。 表情筋を硬くしないという老化防止の方法と心の中から笑うことによってストレスを軽減させる幸せホルモン出すっていう両面から攻めていくといいかなと思います。
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顔が与える老けている印象
【顔が与える老けている印象】 若いのに老け顔の方それが遺伝的な要素でお祖父さんも、お父さんも、ご本人も、三代そろって二十代、三十代なのに五十代に見える、みたいなところは 遺伝的な要素が大きかったりしてなかなかそこは難しくて解決しづらいところかな、 美容外科の登場かなと思う部分もあるんですが私が提案したいのは、眼力と言いますか目は口ほどに物を言いますので やっぱり目から受ける印象が非常にやる気がないとか力がないと、弱い感じを受けるので生き生きした目ですよね。 他のパーツは置いといて目の部分だけが、とっても生き生きした目をしてると老けた印象がないと思いますのでそういうのどれだけ伝えられるかということですよね。 本末転倒ですけど対象に対してあまりにも興味がなかったら死んだような目になるかもしれないので 老け顔って思っている人もすごいどなたか別の方とお話ししてる時はパーツは同じでも生き生きして見えるかもしれないですしその辺が難しいところだと思うんですが 興味があること、楽しいことをしてると老け顔にはあまりならないのかな、と思いますので あとは表情筋の話にもなりますけど眉間にシワ寄せたり、表情筋が動きが少なくなってくると、だんだん、こうなっていきますので 時々馬鹿みたいに大笑いする、表情筋を柔軟に保つ普段からよく笑うということが大事なんじゃないかと思います。 【おでこのシワについて改善できることはありますか?】 ずーっと後ろからこう来てるんですよね、筋肉が。よくこう、「ヅラ動く〜」みたいに子供の頃遊んだかもしれませんけども ちょっとまぶたがこれも年齢にもよるんですけどもだんだん眼瞼下垂みたいに、まぶたが垂れてきたりすると 見にくいから目を見開こうとしてまぶたの筋肉だけで足りないので仕方なく、代償的に補ってここにしわを寄せてると。 歳が行けば行くほどだんだんと上げたくなってきて、起こるという、 若くからついている方は、見ようとする癖がガッと見開いて物を見たい癖だとかいろんなことで あとちょっとまぶたが被さっているような遺伝的な方は、よく見ようとして目を見開いてシワが寄る。 シワを寄せなくするのは今流行りのボトックスでボツリヌス菌を横紋筋、自分の力で動く筋肉ですね、横紋筋というのはそこに注射することによって、ボツリヌス毒素で動かなくなっちゃうということで力が入らなくなりますので 話それますけどエラの張ってる人は噛み締める力が強いのでここにボトックス打つんですね。そうすると噛めなくなってきて、だんだんシューっと痩せて すごくエラのはって、みたいな方は実は骨が飛び出てるんじゃなくて、筋肉が飛び出ててボトックス打つことによって小顔になるというそういう治療法もあります。 額にボトックスを打つとシワは取れますがそのせいで無意識のうちに引っ張り上げてたのが力が入らなくなって、どーんと落ちちゃって ちょっと眠たいような顔になる、という場合もありますのでボトックスはなかなか難しいところなんですけど眉間にしわの寄るような方も、ここにボトックスを打つと寄せられませんので、寄らないですし、 美容のために女性が目尻のところにカラスの足跡みたいなシワを取るためにボトックス打ってらっしゃる方はいらっしゃいます。
顔が与える老けている印象
【顔が与える老けている印象】 若いのに老け顔の方それが遺伝的な要素でお祖父さんも、お父さんも、ご本人も、三代そろって二十代、三十代なのに五十代に見える、みたいなところは 遺伝的な要素が大きかったりしてなかなかそこは難しくて解決しづらいところかな、 美容外科の登場かなと思う部分もあるんですが私が提案したいのは、眼力と言いますか目は口ほどに物を言いますので やっぱり目から受ける印象が非常にやる気がないとか力がないと、弱い感じを受けるので生き生きした目ですよね。 他のパーツは置いといて目の部分だけが、とっても生き生きした目をしてると老けた印象がないと思いますのでそういうのどれだけ伝えられるかということですよね。 本末転倒ですけど対象に対してあまりにも興味がなかったら死んだような目になるかもしれないので 老け顔って思っている人もすごいどなたか別の方とお話ししてる時はパーツは同じでも生き生きして見えるかもしれないですしその辺が難しいところだと思うんですが 興味があること、楽しいことをしてると老け顔にはあまりならないのかな、と思いますので あとは表情筋の話にもなりますけど眉間にシワ寄せたり、表情筋が動きが少なくなってくると、だんだん、こうなっていきますので 時々馬鹿みたいに大笑いする、表情筋を柔軟に保つ普段からよく笑うということが大事なんじゃないかと思います。 【おでこのシワについて改善できることはありますか?】 ずーっと後ろからこう来てるんですよね、筋肉が。よくこう、「ヅラ動く〜」みたいに子供の頃遊んだかもしれませんけども ちょっとまぶたがこれも年齢にもよるんですけどもだんだん眼瞼下垂みたいに、まぶたが垂れてきたりすると 見にくいから目を見開こうとしてまぶたの筋肉だけで足りないので仕方なく、代償的に補ってここにしわを寄せてると。 歳が行けば行くほどだんだんと上げたくなってきて、起こるという、 若くからついている方は、見ようとする癖がガッと見開いて物を見たい癖だとかいろんなことで あとちょっとまぶたが被さっているような遺伝的な方は、よく見ようとして目を見開いてシワが寄る。 シワを寄せなくするのは今流行りのボトックスでボツリヌス菌を横紋筋、自分の力で動く筋肉ですね、横紋筋というのはそこに注射することによって、ボツリヌス毒素で動かなくなっちゃうということで力が入らなくなりますので 話それますけどエラの張ってる人は噛み締める力が強いのでここにボトックス打つんですね。そうすると噛めなくなってきて、だんだんシューっと痩せて すごくエラのはって、みたいな方は実は骨が飛び出てるんじゃなくて、筋肉が飛び出ててボトックス打つことによって小顔になるというそういう治療法もあります。 額にボトックスを打つとシワは取れますがそのせいで無意識のうちに引っ張り上げてたのが力が入らなくなって、どーんと落ちちゃって ちょっと眠たいような顔になる、という場合もありますのでボトックスはなかなか難しいところなんですけど眉間にしわの寄るような方も、ここにボトックスを打つと寄せられませんので、寄らないですし、 美容のために女性が目尻のところにカラスの足跡みたいなシワを取るためにボトックス打ってらっしゃる方はいらっしゃいます。